ジャケットのインナーにTシャツはどう合わせる?上手に着こなすコツとオフィスカジュアルにも使えるビジネスコーデ例

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ジャケットのインナーにTシャツはどう合わせる?上手に着こなすコツとオフィスカジュアルにも使えるビジネスコーデ例

ジャケット+Tシャツの着こなしが決まっているのを見ると、おしゃれが上手な人という印象を受けるものです。
かっこよく着こなせている人は、ただ単に組み合わせて着ているのではなく、組み合わせのコツを押さえてアイテムを選んでいます。
今回はジャケットとTシャツの着こなし方やそのコツ、コーディネート例などをご紹介します。

  1. ジャケットのインナーにTシャツを着るのはアリ?
  2. Tシャツのネック(首回り)はどれを選べば良い?シーンごとに適切な形状
  3. Tシャツをジャケットのインナーとして合わせる場合の選び方
  4. ジャケットとTシャツを上手に組み合わせる着こなしのコツ
  5. ジャケットとTシャツを合わせたコーディネート
  6. オフィスカジュアルで使いやすいORIHICA(オリヒカ)のジャケット&Tシャツ

ジャケットのインナーにTシャツを着るのはアリ?

テーラードジャケットなど、きちんとした形のジャケットの下には襟付きのシャツを着るのが基本です。
ワイシャツや、少しリラックスした雰囲気になるポロシャツも選択肢に入ります。

一方、あえて襟が付いていないTシャツをジャケットと組み合わせることで、カジュアルでありながらもスマートな印象を与えるコーデに仕上げることもできます。

ただ、ジャケットのインナーとしてTシャツを着ることは違和感のないコーデであるものの、合わせ方によってはシルエットが崩れてしまったり、かえって良くない印象を与えてしまうこともあります。

まず、どのようなシーンに合っているのかをしっかりと理解し、そのうえで合わせ方を考えていきましょう。

日常シーンのちょっとしたおしゃれにぴったり

そこまでフォーマルな必要はなくても、パーカーなどラフすぎる服装が似つかわしくないシーンにおいて、ジャケットとTシャツを合わせたコーディネートは、ちょっとしたおしゃれ感があって使いやすいです。

例えば、美術館や少し高級なレストランに行くときや、恋人とのデートなど、ある程度の身だしなみが必要となるシチュエーションにおいては、場にぴったりの服装でありながらも相手にも固い印象を与えません。

ビジネスシーンに取り入れるならきれいめコーデを心がける

最近では、ビジネススタイルに取り入れられることもあります。
Tシャツをインナーに、清潔感のあるコーデでまとめれば、ビジネスシーンにも適切なものになります。

注意しておきたいのは、カジュアルシーンで使用できるTシャツが、ビジネスシーンにも使いまわせるということではない点です。
ビジネスシーンにおいてはおしゃれよりも、その場に服装が適しているかどうかが重要です。

ビジネスシーンに適するTシャツとはどのようなものか、首回りの形状によって異なります。
次に解説する内容を参考に、シーンごとに適切なTシャツを選ぶようにしてください。

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Tシャツのネック(首回り)はどれを選べば良い?シーンごとに適切な形状

ネック(首回り)はどのような形を選ぶかによってかなり印象が変わります。
それぞれ特徴が異なり、適切な着用シーンもあるので、購入する前にポイントを知っておきましょう。

ビジネスシーンにもおすすめ!クルーネック・モックネック

クルーネックはいわゆる丸首で、最もベーシックな形であり、基本的にどんな人でも似合います。

ただ、同じクルーネックでも首元の詰まり方で微妙な違いが出ます。
首周りにぴったりとフィットする形のほうが締まった印象になり、首との間に余裕があるほうがゆるく、カジュアルな雰囲気になります。

どちらが良いかは好みの問題もありますが、ビジネスシーンにおいては首元が詰まっているものの方がきれいなシルエットになります。

モックネックは首元が少し隠れるくらいに詰まった形です。
ハイネックに近く、最近人気が出てきたネックラインです。

モックネックをジャケットの下に着ると、少しモードっぽいおしゃれ感も出ます。
ビジネスシーンとの相性もとても良く、オフィスカジュアルに取り入れるのであれば持っておきたい種類です。

クルーネックTシャツばかりだとちょっと物足りないという人は、バリエーションを持たせるためにもモックネックTシャツを加えてみると良いかもしれません。

カジュアル寄りのVネック・Uネック

Vネックはその名のとおり、ネックラインがV字型にカットされています。
クルーネックよりもシャープでスタイリッシュな印象を与えます。

Vネックはクルーネック以上に首元の詰まり方、首元の開き具合で雰囲気が変わります。
V字が深いほうがセクシーな印象になりますが、やりすぎ感も出てしまいます。

そのため、VネックのTシャツをビジネスシーンで着用する際には、なるべくV字が浅いものを選ぶのが無難です。
ただ、カジュアル要素が強めなものですので、会社によってはNGとなる可能性があることは覚えておきましょう。

Vネックと同じように首元の肌が見えるネックラインとして、Uネックというのもあります。
丸みを帯びているのでVネックよりはソフトな印象を与えますが、ジャケットと合わせるとやはりセクシーさが前面に出てしまいがちです。

こちらもカジュアルシーンで着用するのに留め、ビジネス用としては避けたほうが良いでしょう。

Tシャツをジャケットのインナーとして合わせる場合の選び方

普通のカジュアルなTシャツだと、たとえ無地のシンプルなものを選んだとしても、ジャケットの下に着用すると何となくしっくり来ないということがよくあります。

ジャケットと合わせるTシャツは次のような条件を満たしているものを選ぶのがおすすめです。

Tシャツの色は白・黒・グレーのモノトーンを中心に選ぶ

Tシャツの色は白や黒、グレーのモノトーンを選ぶとジャケットとも合わせやすいです。
カーキなどのダークな色合いのものも、バリエーションとして持っておくと便利です。

デザインはプリントが入ったものではなく、無地Tシャツが基本。
無地で胸ポケットが付いたデザインも人気です。

もう少しおしゃれ感がほしいときは、細いボーダーのTシャツやカットソーも使えます。
マリン系のボーダーTシャツは、ジャケットと組み合わせると爽やかで夏らしい印象になります。

また、赤やオレンジなど鮮やかな暖色系は避けた方が良いでしょう。
Tシャツが悪目立ちしてしまい、全体の印象を損なってしまいがちです。

素材は綿100%でOKですが、同じ綿でも製品によって光沢感や手触りが違うものです。
ジャケットに合わせるなら光沢があって、目が詰まっているもののほうが上品になります。

特に白だと肌が透けてしまうのが気になるので、しっかりとした作りのTシャツを選んでください。

ジャストサイズかつスマートなシルエットのTシャツをチョイス

最近、カジュアルシーンではリラックスしたオーバーサイズのTシャツがトレンドです。
しかし、ジャケットの下に着るとダボダボ感が出てしまい、残念なことにあまり見栄えが良くありません。

ジャケットと合わせるときは、Tシャツはジャストサイズというのが鉄則です。
あまりピッタリしすぎないよう気を付けつつ、ややスマートなシルエットのものをチョイスするとすっきりと決まります。

暑いときなどは、ジャケットを脱いでもシルエットがきれいでサマになるTシャツを選んでおくと安心です。

サイズ感がよく分からないという場合は、手持ちのTシャツを実際にジャケットに合わせて着用してみて、ちょうど良い肩幅や身幅のサイズが何cmなのかを把握しておきましょう。
お店に行って試着してから購入するというのもおすすめの方法です。

ジャケットの裾からはみ出さないものを選ぶ

肩幅や身幅と同時に注意してほしいのが、身丈です。
Tシャツの丈の長さのことで、特にジャケットを羽織ったときに、ジャケットの裾からTシャツの裾がはみ出さないものを選ぶようにしてください。

これはジャケットの裾よりもTシャツの裾のほうが長いと、後ろから見たときにシャツが出てしまってだらしない印象になるためです。
ちなみにTシャツはタックインしないで着るのが一般的です。

また逆に、手を上に伸ばすとすぐにお腹が見えてしまうくらい身丈が短いケースも問題です。
Tシャツは身幅もですが、身丈もちょうど良いジャストなサイズを選ぶよう注意しましょう。

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ジャケットとTシャツを上手に組み合わせる着こなしのコツ

Tシャツの選び方だけではなく、ジャケットとTシャツを上手に組み合わせて着こなすには、いくつかコツがあります。
アイテムを選ぶときは以下のポイントにも注意してみてください。

テーラードジャケットを合わせる

ジャケットとTシャツの組み合わせでまず選びたいのは、やはりテーラードジャケットです。
テーラードジャケットとはスーツの上着に似た、ややフォーマル感のあるデザインのジャケットのことです。

Tシャツと組み合わせるなら、あまりかっちりとしすぎないタイプのテーラードジャケットのほうがマッチするでしょう。

夏ならリネン(麻)のジャケットなど、素材もカジュアル寄りのものが合います。
ポリエステルなどが入っているストレッチの効いた今風のジャケットも好相性です。

逆に、高級感のあるウールのジャケットだとちぐはぐな印象になってしまうことがあります。

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チノパンなどのカジュアルアイテムとも組み合わせる

ボトムスも、チノパンなどのカジュアルアイテムと組み合わせるとすんなりフィットします。
アンクルパンツやテーパードパンツなど、トレンド感のあるパンツともコーディネートが楽しめます。

ジーンズを選ぶ場合はダメージ加工などがあまり入っていない、見た目やシルエットがすっきりしたタイプを選びましょう。

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靴もスリッポンやローファー、さらにスニーカーも組み合わせ可能です。
靴をいろいろ変えることで全体のイメージも変わるので、少しかしこまった感じにしたいときや、くだけた雰囲気にしたいときなどで使うアイテムをチョイスしていきましょう。

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清潔感のある着こなしにする

全体的に気を付けたいのは、清潔感のある着こなしをすることです。
清潔感はスマートさがある着こなしかどうかで決まるものです。

テーラードジャケットにはもともとそのスマートさがあり、カジュアルアイテムであるTシャツと組み合わせても、すっきりとして爽やかな印象になります。

考え方として、あくまでベースはジャケパンスタイルで、いつもは襟付きシャツを着ているところをTシャツにアレンジしてみた、というスタンスで全体をまとめてみてください。

チノパンやスニーカーなどのカジュアルアイテムとの組み合わせも楽しめるのですが、着てみてスマートさが損なわれていると感じたり、子供っぽくなっていたりするようならどこか改善の余地があります。

もちろん、Tシャツそのものも汚れやシワのないきれいなものを着用するのは当然のことです。
また、服のサイズも自分に合ったものを選ぶのがポイントです。

ジャケットとTシャツを合わせたコーディネート

おすすめのジャケットとTシャツのコーディネートをいくつかご紹介します。
色の合わせ方に加え、サイズ感も意識して、こちらのコーデ例のように合わせていくと良いでしょう。

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黒ジャケット×白Tシャツ

黒ジャケットとTシャツのコーディネートです。
通常だと重たくなりやすい黒のセットアップも、白いカットソーと合わせることで軽い印象になります。

リュックを合わせるとスタイリッシュにもなりますし、スニーカーを合わせることでカジュアルなスタイリングにもなります。

オフィスカジュアルはもちろん、オフの日にも、リモート時にも幅広いシーンで活躍することができるコーディネートです。

グレージャケット×黒Tシャツ

こちらは上記のものと色違いのコーディネートになります。
トップスに濃色カラーをチョイスすることでラフになりすぎず、カジュアルシーンはもちろん、テレワークにも最適な着こなしが可能になります。

ネイビージャケット×紺Tシャツ

ネイビーのTシャツに同色のジャケット・パンツを合わせたセットアップコーディネートです。
靴はスニーカーを合わせることで、セットアップのカッチリ感を和らげることができます。

ネイビージャケット×白Tシャツ

カジュアルからビジネスまで幅広く着用できる白Tシャツを合わせたコーディネートです。
靴はローファーを合わせることで、程よくカジュアルダウンをすることでき、オフの日のコーディネートとしても最適です。

オフィスカジュアルで使いやすいORIHICA(オリヒカ)のジャケット&Tシャツ

おしゃれにジャケットとTシャツを着こなすためには、さまざまなコーディネートに合ったアイテムを持つことが重要です。
また、オフィスカジュアルとして使うには、普段使いよりもある程度きっちり感を持たせる必要があります。

ORIHICA(オリヒカ)のジャケットやTシャツはこのようなビジネスシーンにも適したアイテムが多くなっていますので、一度見てみてください。

メンズビジネスジャケット

ORIHICAでは、ジャージー生地やデニム調といったカジュアルに使えるものから、セットアップでビジネス使いができるものまで取り揃えています。
多くが家庭用洗濯機で洗うことができるため、汗をかきやすい季節でも清潔に保つことができます。

ある程度の身だしなみが必要となったときに便利なビジネスジャケットになります。

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THE THIRD SUITS®ジャケット

"THE THIRD SUITS®" はゆるすぎず、堅すぎない、次世代のスーツです。
スーツとしても、ジャケパンとしても着回しすることができる便利なアイテムです。
機能性に優れ、ストレッチが効いた素材で動きやすく、また自宅の洗濯機で洗うことが出来るため、汗をかいても清潔に保つことができます。

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ビズT


夏に使いやすい半袖のTシャツです。
ビジネスシーンにも適した丸首形状になっており、またしっかりとした生地であるために形も崩れにくくなっています。

消臭機能付きのため、汗をかきやすい季節でも安心です。

また、長袖の取り扱いもあるため、肌寒くなってきた季節のインナーとしても活用できます。

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カジュアル要素を組み込んでコーディネートの幅を広げよう

ジャケットとTシャツを上手に組み合わせられるようになると、ファッションの幅がぐっと広がります。
ワンセット揃えておくと、他のインナーに切り替えたり、別の色のジャケットに変えたりするだけでも着回しができて便利です。

ただ、ビジネスシーンにおいてはオフィスカジュアルとして取り入れるにも、ある程度の清潔さ・綺麗さが必要になることは覚えておきましょう。

この記事を参考に、ぜひTシャツとジャケットを合わせたコーディネートにトライしてみてください。
また、こちらからORIHICAスタッフのTシャツスタイルコーディネートもご覧いただけます。 ぜひ、チェックしてみてください。

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