スーツで自転車に乗っても大丈夫?自転車通勤で注意しておきたいポイントやスーツの選び方
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都市部などでは自転車で通勤をするという人が増えています。
自転車通勤派にとって悩みのタネになりがちなのが、スーツの汚れや傷みが気になること。
今回はスーツで自転車に乗る場合に注意したい点や対策しておきたいことなどについて、解説していきます。
- スーツで自転車通勤も可能?覚えておきたい注意点
- スーツで自転車に乗るときの汚れ・破れ対策
- スーツで自転車に乗るときの靴選び
- 自転車に乗るのに最適なスーツはある?
- 自転車通勤でも快適なORIHICA(オリヒカ)のスーツ・ワイシャツ
スーツで自転車通勤も可能?覚えておきたい注意点
本来、スーツは自転車に乗る目的で作られていません。
そのため、スーツで自転車に乗る際に注意したいポイントについてまとめていきます。
スーツだけではなく、自身の体についても気を遣う必要がありますので、きちんとチェックしておきましょう。
スーツ自体のダメージは大きい
運動用の衣類はもちろん、ジーンズなどの普段使いの服を運動時に着用しても、そこまで目に見えてダメージを負うことはありません。
しかし、運動のために作られたわけではないスーツの場合は、生地が破れたりテカリが出たりしやすいです。
例えば、ハンドルを持つためにある程度前傾姿勢になることを考えると、肩や背の部分に負担がかかり、ペダルをこぐ際には膝や股の部分が擦れてダメージを受けやすいです。
他にも、鞄は手を空けるためにリュックなどを背負うことになるため、肩回りにも擦れの跡がつくこともあります。
そのため、スーツを着て自転車通勤をするのであれば、股部分など破れやすい箇所には補強を入れたり、定期的なメンテナンスが必要になります。
スーツで自転車に乗るときは体のケアが必須
運動してから仕事するため、職場に着いてから体のケアも行う時間も加味して通勤することになります。
汗や臭いのケアをしないままだと、ワイシャツに汗染み汚れが大きくついてしまったり、他の人への迷惑につながったりしてしまいます。
少なくとも汗拭きシートや、夏場は替えのワイシャツやインナーシャツなどを持ち歩いておくと良いでしょう。
転倒などの事故でスーツが破れる可能性も
当然ですが、電車通勤や徒歩通勤と比べて、転倒などのリスクが大きくなります。
転んでスーツが破れてしまうと買い直さなければならなくなり、無駄に費用がかかることになってしまいます。
交通事情が悪く、職場に急がなければならないといった状況になると、このようなリスクはさらに高くなるでしょう。
通勤中には別の衣類を着て、職場についてからスーツに着替えるといった方法を取っておけば、転んでもスーツは大丈夫になりますが、そもそも自転車に関する事故のリスクは大きいことをきちんと理解しておいてください。
スーツで自転車に乗るときの汚れ・破れ対策
スーツ姿で自転車に乗っていて問題になるのはパンツ(スラックス)が汚れたり擦り切れてしまうことです。
とくに裾周りは汚れ、股関節周りは擦れが発生しやすい場所です。
それぞれどうすれば防げるかをご紹介します。
アンクルバンドなどで裾の油汚れやタイヤとの巻き込まれを回避
ロードバイクなどのスポーツ自転車はチェーンカバーがついていないので、裾がチェーンに触れて油で黒く汚れてしまいます。
チェーンの油は衣服に付くと落としづらくやっかいな上、裾がバタついていると巻き込まれることもあって危険です。
対策として、裾をまくる、靴下の中に裾を入れてしまうという人もいます。
しかし、ファッション的見地からスマートなのは、裾止めバンド(アンクルバンド)を使う方法です。
裾止めバンドはパンツの裾がバタつかないように足首のあたりに巻き、マジックテープで止めることができるアイテムです。
漕いでいるときにマジックテープが外れて落ちてしまわないよう、しっかりと止められるタイプを選んでください。
股部分やサドルとの擦れによるお尻のテカリには特に注意
スーツで自転車通勤をしていたら、パンツの股の部分に穴が空いてダメになったという経験をしたことがある人は多いはずです。
自転車によく乗っているとジーンズですら穴が空いてしまうので、これはある程度仕方ないこととも言えます。
ほかにも、サドルとの擦れでお尻の部分がテカってしまい、見栄えが悪くなってしまうこともあります。
対策を考えるとすれば、パンツのこすれ防止機能のあるサドルカバーを活用する方法があります。
サドルカバーの素材と構造によってパンツとサドルの間で生じる摩擦をなるべく軽減させて擦り切れを防ぐというものです。
また、ウールが含まれている生地であれば、スチームアイロンをあててブラッシングすることで、お尻のテカリを解消することも可能です。
股部分の破れやお尻のテカりは特に起きやすいため、スーツで自転車に乗るのであれば、ケアすることを忘れないようにしてください。
汗対策にはタオルや吸汗速乾のシャツなどを活用
暑い季節は汗対策も必須です。
襟周りやシャツの袖口周りは汗や汚れがつきやすいので、首はネクタイを外してタオルを巻く、袖口はシャツをまくってアームカバーをつけるというのも有効です。
さらに背中などが汗だくになるのも困りもの。
汗対策に最も効果があるのはアンダーウェアを吸汗速乾素材のものに変えることです。
ORIHICAのアンダーウエアは吸汗速乾性やストレッチ性に優れており、自転車通勤時に着用したい1枚です。
ぜひ一度試してみてください。
スーツで自転車に乗るときの靴選び
革靴は滑りやすいので、できれば安全のためにスニーカーなどに履き変えたいところです。
ビジネスシューズを履くなら、レザーソールではなくラバーソールのものを選ぶようにするとある程度滑りを抑えられます。
ローファーは脱げやすいのでこれも要注意です。
最低でも紐靴にしましょう。
ただ、自転車を漕ぐ動作で靴がダメージを受けて、劣化も早くなります。
可能であれば、自転車に乗るときと仕事用の靴は別として、持ち歩く・もしくは会社のロッカーに置いておくなどできると良いでしょう。
自転車に乗るのに最適なスーツはある?
スーツの見た目を保ちながら、より高いストレッチ性を持った「ワークスーツ」というものがあり、自転車通勤にも最適です。
通常のスーツよりも着やすいことから、体を動かすためだけではなく、リモートワークなどある程度リラックスして仕事に臨みたいといったときにも活用できます。
また、自宅の洗濯機で洗うことができるため、汚れを気にすることもありません。
ブランドによっては10,000円未満など低価格での取り扱いがあるのも魅力です。
自転車通勤だけではなく、普段の業務でスーツを着て体を動かす機会が多いのであれば、「ワークスーツ」を一着持っておくと便利です。
ワークスーツ以外でも、ストレッチ性に優れたセットアップ着用可能なジャケット、パンツであればおすすめです。
ジャケットとパンツを別々に購入することができるため、スペア用のパンツを揃えやすく、破けるリスクを軽減することができます。
自転車通勤でも快適なORIHICA(オリヒカ)のスーツ・ワイシャツ
ORIHICA(オリヒカ)でも「ワークスーツ」などを取り扱っており、自転車に乗る際にも負担のかからない高いストレッチ性を有しています。
また自転車に乗ることで汗をかくことも多くなるため、吸汗速乾性のあるワイシャツを着るのがおすすめです。
こちらについても、ジャケットを着ても快適なものや、クールビズ時にも着やすいものをいくつか紹介していきます。
【WEB限定】アクティブワークスーツ
オリジナル素材の「4way体感ストレッチ」で高いストレッチ性を持つORIHICAのワークスーツです。
テーラードベースの縫製で着やすく、ジャケットもしくはパンツ単体での着回しも可能なので、普段使い・ビジネスカジュアルにも使用できます。
お手入れについては自宅での洗濯が可能で、上下合わせても10,000円以内で購入できるので、コストパフォーマンスが高いスーツになっています。
THE 3rd SUITS
"THE 3rd SUITS" はゆるすぎず、堅すぎない、次世代のスーツです。
スーツとしても、ジャケパンとしても着回しすることができる便利なアイテムです。
機能性に優れ、ストレッチが効いた素材で動きやすく、また自宅の洗濯機で洗うことが出来るため、汗をかいても清潔に保つことができます。
スーパークールノンアイロンシャツ
涼しいだけではなく軽やかな着心地で、アイロンがけをしなくてもきれいな形を保ってくれる「スーパークールノンアイロンシャツ」です。
ORIHICAのワイシャツは通常のワイシャツと違って、肩回りの生地が2枚ではなく1枚である「一枚ヨーク」仕様になっているため、熱を逃がしやすい構造をしています。
ジャケットを着る機会が多いために、夏でも長袖のワイシャツが欲しいと考えている人にはぴったりです。
スーパーノンアイロンストレッチシャツ
トリコットニットを素材にしており、動きやすく快適な着心地のストレッチ性のあるワイシャツです。
アイロンがけをしなくても綺麗なシルエットとなる「スーパーノンアイロンシャツ」であり、自宅で洗濯しやすいです。
そして、汗をかいても乾きやすく、また汚れが落ちやすい「水溶性防汚加工」も施しています。
普段外歩きのあって忙しい営業職の方や、夏場のクールビズ用ワイシャツにおすすめです。
半袖ワイシャツ
上着を着る機会が滅多にないのであれば、半袖のワイシャツも良いでしょう。
ORIHICAの半袖ワイシャツは、クールビズにぴったりの色・デザインで展開されています。
ボタンダウンであれば、ワイシャツ単体でもきれいなシルエットとなり、きっちりとした身だしなみにすることができます。
また、半袖のスーパークールノンアイロンシャツもあり、これであれば涼しいうえにお手入れも簡単でおすすめです。
スーツで自転車に乗るならしっかり対策すること
スーツで自転車に乗る際は、通常のスーツではなく「ワークスーツ」などストレッチ性の高いスーツを着ることがおすすめです。
それだけではなく、サドルカバーやアンクルバンドも用意して、少しでもスーツに負担がかからないよう、破れるリスクがないようにしておきましょう。
ワークスーツの見た目については、通常のスーツと大きく変わることはありませんが、見た目が気になる方はORIHICAのスタッフによるコーディネートも参考にしてみてください。
ビジネスシーンだけではなく、カジュアルシーンにも活躍できるため、一着持っておくと非常に便利です。
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