スーツに合うコートはどれ? ビジネス用のコートの選び方

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秋冬の寒い季節、ビジネススーツに合わせるアウターとしてどんなコートを選べば良いのでしょうか。種類も多く、いざ購入しようとすると迷ってしまいがちな、ビジネススーツに合わせるコートの選び方について解説します。

コートはいつ頃から着たほうが良い?


ビジネス用の冬物のコートは、最高気温が13℃以下になる頃から着るのが目安です。時期で言えば11月下旬からということが多いでしょう。年が明けて、2月はまだ最高気温が13℃を下回る日が多いはずです。ビジネスマンは外で活動することも多いので、その場合は2月下旬頃までは冬のコートが活躍するでしょう。

もう少し薄手のトレンチコートは、15℃前後のもう少し暖かい時期でも着ることができます。時期的には秋は10月下旬から、春は3月から4月上旬まで。また、春用のスプリングコートは主に3月、4月に着ることが多いでしょう。

スーツに合うコートの種類

知っているようで実はよく分かっていないことがある、コートの種類。どのようなものがあるのか、スーツに合うコートを選ぶためにも、しっかりと覚えておきましょう。

ステンカラーコート


最もベーシックで、ビジネスコートの代表と言えるのがステンカラーコートです。襟の後ろ側が若干高く、前が低く折り返す形になっているのが特徴。昔ながらのシルエットのものはラグラン袖でゆったりした着心地になっています。第一ボタンを止めずに着ると下のネクタイを覗かせることができます。

トレンチコート


トレンチコートは大きな襟を備え、前ボタンはダブル掛けもしくはシングル、肩にはエポーレット、腰はベルトで締めるスタイルのコートです。スタイリッシュなイメージのコートですが、もとは第一次世界大戦時にイギリス軍が用いていた軍用コートでしたが、その後、ビジネスコートとして定番化しました。スーツとの相性も抜群です。

チェスターコート


チェスターフィールドコートとも呼ばれます。襟のデザインは背広のそれと似ていて、丈は長く、シンプルでありながらフォーマルな雰囲気を持つコートです。スーツやドレスアップしたスタイルに似合う一方、カジュアルな服装にあえてチェスターコートを羽織るのも最近の流行です。

ダッフルコート


フード付きで、前はボタンではなくトグルという留め具で留めるのが特徴です。もとは北欧の漁師の仕事着、その後第二次大戦時にイギリス海軍の防寒具として採用された歴史を持ちます。カジュアルな印象のコートで、スーツに合わせることはあまり多くないでしょう。

ピーコート


ピーコートも漁師や船乗り、海軍に愛用された防寒用コートです。前のボタンがダブル掛けになったものが基本ですが、最近ではシングルやタイトなシルエットのものも見かけます。基本的にはカジュアルなアイテムで、ダッフルコートと同様、スーツと組み合わせるにはややテクニックが必要です。

キルティングコート


キルティングコートは、キルティング加工で作られたコートのことです。キルティングは、もとはエリザベス女王に仕える女官が考案したものと言われています。耐久性と防寒性に優れ、スポーティーなイメージもあります。スーツに合わせるならステンカラーコートに準じた形のものなどを選びましょう。

スーツに合うコートの選び方のポイントは?

スーツに合うコートを選ぶには、ファッションとしてのコートよりも、スーツに合っているか、スーツを脱いだときにシワなどになっていないかという点を意識しなければなりません。スーツに合うコートは、以下のポイントを押さえて選びましょう。

コートの色の選び方

色はどんなスーツとも合わせやすい黒、グレー、ネイビー、ベージュなどから選ぶのが良いでしょう。グレーとベージュなどベーシックな色のものが数着あると、スーツとの組み合わせによって違いが楽しめます。

コートのデザインの選び方

シンプルなデザインのものを選びます。上記でご紹介した、ステンカラーコート、トレンチコート、チェスターフィールドコート、ダッフルコート、Pコート、キルティングコートからお好みのものを数着持つというスタンスが良いでしょう。

コートのサイズの選び方

コートは肩幅が合うことを基準に選びます。長さはスーツが下からはみ出ないことが大前提で、長くても膝上くらいまでのものを選ぶのが最近の傾向です。袖丈はスーツとシャツがちょうど隠れる長さがジャストサイズです。なお、ビジネスコートを購入する際には、必ずスーツの上から試着をして選びましょう。

スーツに合わせよう! コートの着こなしコーディネート

コートをスーツに合わせるときのポイントを、コートの種類別に見てみましょう。スーツに合わせるコートしておすすめの、ステンカラーコート、トレンチコート、チェスターコートの3種類の着こなしをご紹介します。

ステンカラーコート


コットン素材のベージュのステンカラーコートであれば、春先や秋口に着用しても重々しい雰囲気にならず、一着あると重宝するコートです。スーツだけでなく、ジャケパンと合わせて軽快なスタイリングにも! また、合繊素材なら多少の雨雪も防いでくれます。黒のステンカラーコートも着こなしの幅が広く、冠婚葬祭でも着用できます。

トレンチコート


男女問わず人気のトレンチコートは、ネイビー、ベージュが定番色です。また春先ならコットン素材でベージュのものを選ぶと、季節感を損なわずスタイリングできます。釦はダブルのものとシングルのものがあり、お好きなほうを選べます。

チェスターコート


ネイビーや黒のチェスターコートを選べば、ダーク系のスーツにすんなりと馴染んで初心者でも簡単に着こなせます。または、ベージュのチェスターコートにブラウンのジャケット、同じくブラウンのニットを差し込んで茶系スタイリングでまとめるとおしゃれな印象になります。

コートに付いているベルトの結び方


トレンチコートのベルトを結ばず、両端をポケットインしている人をたまに見かけます。あえて飾らないスタイルにするのも悪くはないのですが、腰に巻きつけずに後ろで結ぶ方法もいくつかあります。これを知っていれば、さらにかっこよくコートを着こなせますよ。

ワンテール

後ろでベルトの先を垂らす結び方です。後ろでバックルにベルトをセットしたら、輪を作りながらベルトの先を腰に回しているベルトの下から上に向かって通し、さらに輪の中に通して下に垂らします。ベルトが長いときには同じ要領で何周か輪に通し、長さを調節しましょう。形を整えれば完成です。

ダブルテール

こちらはベルトの先とバックル、両方を垂らす結び方です。後ろでベルトの先が上になるようにバックル側と交差させ、ベルトの先を腰に回しているベルトの下から通して一回結びます。さらに輪を作りながら、同じようにベルトの先を腰に回したベルトの下から通して、今度は作った輪の中にベルトの先を上から通して結びましょう。最後に形を整えて完成です。

寒い季節に欠かせないコートは、外出時の着こなしによる印象を決定づけるアイテムでもあります。ビジネススーツに合うお好みの一着を選び、ぜひスマートに着こなしてみてください。

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