ビジネススーツにぴったり! マフラーの選び方と巻き方

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ビジネススーツにぴったり! マフラーの選び方と巻き方

寒い季節になれば、ビジネススーツの上にコートを、さらにマフラーを巻く機会も増えてきます。あなたは普段、どんなマフラーを選び、どんな巻き方をしているでしょう? ここでは、ビジネススーツやコートにふさわしいマフラーの選び方、巻き方についてご紹介します。

  1. ビジネススーツ、コートに合わせるマフラーの色と柄は?
  2. 避けた方が良いマフラーの色や柄は?
  3. マフラーとストールの違い
  4. マフラーの素材はどれを選べば良い?
  5. スーツやコートに合うマフラーの巻き方は?
  6. マフラーを取り入れたコーディネートのご紹介

ビジネススーツ、コートに合わせるマフラーの色と柄は?

まず知っておきたいのは、モノトーンのマフラーであればどんなスーツにも合わせやすいということです。ブラックかグレーのマフラーを1本持っていれば、ビジネスシーンで困ることはまずないでしょう。

もう少しおしゃれをしたい、気分を変えたいというときには、2本目としてネイビーやワインレッド、キャメル、ベージュなどのマフラーがあると重宝します。柄は無地が基本ですが、チェックやヘリンボーンも違った味わいがあるでしょう。まずは無地のモノトーンを選び、そこから少しずつ冒険をしてみてはいかがでしょうか。

避けた方が良いマフラーの色や柄は?

マフラーの色はあまりビビッドなものを選ぶと、マフラーだけが浮いて見えることがあります。また、柄はコートと被ると野暮ったくなりがちなので気を付けましょう。
ドレッシーなチェスターコートにカジュアルなボーダー柄などのマフラーを組み合わせるといったことも、ちぐはぐな印象を与える可能性があるので避けた方が無難です。ストライプのマフラーは、色味がシックであればビジネステイストに合いますが、カラフルなものは上級者向けのアイテムなので要注意です。組み合わせ方によっては、学生っぽくなってしまうこともあるかもしれません。

マフラーとストールの違い

マフラーとストールの一番の違いは、サイズにあります。一般的にマフラーは首に巻くために細長いサイズをしています、ストールは肩に羽織れるくらいの大きめのサイズとなっています。また、マフラーは冬の防寒アイテムで、首まわりを温めることを目的としてつくられています。一方、ストールは防寒目的のものもありますが、機能性よりもファッション性を追求しているものもあり、肩から掛けておしゃれを楽しむように柄がデザインされたものも多くあります。

素材については、マフラーはウールなどの暖かい素材が使われているのに対し、ストールはリネンなど夏に使える素材のものもあります。

マフラーの素材はどれを選べば良い?

スタンダードな素材はウールです。保温性が高く、価格は比較的手が届きやすくて、種類も豊富です。メリノウールなどを選べば肌触りも快適です。

ウールよりも高級素材として知られるカシミアは肌触りがとても良く、薄くても暖かいのが特徴です。ビジネス用途としても文句ありません。

アンゴラも高級な素材で、柔らかくなめらかな風合いがあります。軽いのも魅力ですが、静電気が起きやすいので乾燥した日などは少し気になるかもしれません。

また、ここ数年注目を集めているのが、ダウンマフラーです。その名の通り、ダウンを使ったマフラーで、他の素材と比べても防寒性が高いとされています。ダウン素材ということでボリュームがありますが、幅の細いタイプを選べばスーツにも上品に合わせることが可能です。

軽くてコンパクトに折り畳むこともできるため、通勤時に邪魔になる心配もありません。ビジネスシーンはもちろん、街歩きやアウトドアに使い回すことができるのも嬉しいポイントでしょう。首まわりを寒さからしっかりと守ってくれるだけでなく、トレンドをしっかり押さえることができるおすすめの素材です。

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スーツやコートに合うマフラーの巻き方は?

どんなマフラーを選ぶかというのと同じくらい、見た目の印象を左右するのがマフラーの巻き方です。いつもワンパターンな巻き方になっているという人は、ちょっと違う巻き方もバリエーションに加えてみてはいかがでしょう。

1周巻き

1周巻きはシンプルで簡単な巻き方です。その名の通り、マフラーを首にかけて片側を首に一周ぐるりと巻くだけなので、不器用な方でも問題なく挑戦できるのではないでしょうか。


マフラーを首にかけます。どちらか一方を長めにするのがポイントです。


長めにしたほうを首に回します。


首に回したほうを1周巻きます。最後に左右の長さを揃えます。

1周巻きをきれいに仕上げるポイントは、巻き終わったあとに左右の長さをバランス良く揃えること。巻いた部分を緩めるとラフな印象に、しっかり目に巻くときちんとした印象に仕上がります。マフラーの幅が広い場合には半分に折ってから巻きましょう。ただし、厚手のマフラーではボリュームが出過ぎてしまうため、ビジネススーツの場合には避けた方が良いかもしれません。

バック巻き



バック巻きはマフラーを首の後ろで結ぶ巻き方で、小顔効果が期待できることから男性だけでなく女性にも人気があります。巻き方も簡単で、両端の長さを揃えてマフラーを首にかけ、前で交差させてから両方を首の後ろに持っていって結べば完成です。なお、バック巻きは子どもっぽい印象に見えてしまうこともあるため、マフラーの色をダークカラーにしたり、落ち着いた柄を合わせたりするのもビジネススーツに合わせる際のポイントです。


まず、1周巻きの状態にします。


前に垂らした両端を結びます。


そのまま結び目を後ろに回して完成です。

ニューヨーク巻き



ニューヨーク巻きは、簡単なのにおしゃれ感がアップする巻き方です。まず左右どちらかの長さがかなり長くなるようにして首にかけます。次にぐるりと一周して首に巻き付けましょう。長く垂らした方が上になるように胸の前で軽く一回結んで完成です。


まず、1周巻きの状態にします。


マフラーを胸元で1回結びます。


結び目を前に向けます。


形を整えて完成です。

ワンループ巻き



これは、既にご存知の巻き方かもしれません。マフラーを二つ折りにしてから首にかけ、できたループにマフラーの端を通して、フリンジを少し広げるだけで完成です。別名「スクール巻き」とも呼ばれることもあり、学生っぽいイメージがあるかもしれませんが、実は二つ折りにするときにわざと長短をつけるなどしてアレンジすると、一味違う大人っぽい雰囲気になり、ビジネススーツやコートにも似合うようになります。


巻きやすいように縦を半分に折ります。


続いて、横に半分に折ります。


マフラーを首にかけます。


輪に通します。


形を整えて完成です。

ピッティ巻き



イタリアのミラノで生まれたことから、別名ミラノ巻きとも呼ばれているピッティ巻き。他の巻き方と比べるとやや難易度の高い印象がありますが、コツをつかめば意外と簡単です。巻き方は、両端の長さを揃えて1周巻きをし、片方の端を首に巻いた輪の内側から少し引き出します。その引き出して作った輪に反対側の端を通し、全体のバランスを整えれば完成です。立体感を出しつつボリュームが出過ぎない巻き方のため、ビジネススーツにもよく合います。最初は巻きやすい大判のマフラーで挑戦するのがおすすめです。

まず、1周巻きの状態にします。


垂らした片方を輪の内側から少し引き出し、小さな輪を作ります。


作った輪にもう片方を通します。


両端の長さを揃えます。


全体の形を整えて完成です。

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マフラーを取り入れたコーディネートのご紹介

最後にマフラーを取り入れたコーディネートをご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

無地マフラー

ネイビースーツと無地グレーマフラーのコーディネートです。
無地のマフラーは一見シンプルですが、汎用性が高くスーツとの相性は抜群です。
マフラーの色はビジネスカラーのブラック、グレー、ネイビーで合わせれば失敗しません。

ネイビースーツとネイビーマフラーのコーディネートです。
同系色で合わせると一体感が生まれ、上品な仕上がりになります。

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ダウンマフラー

ダウンマフラーはカジュアルな印象が強いですが、スーツにも合います。
スーツスタイルに合わせるには、細身でコンパクトなタイプがおすすめです。
色はスーツやコートと同系色で合わせるとまとまりが出て、キレイな着こなしができます。

ビジネススーツやコートに、マフラーでちょっとしたアクセントをつけられれば「デキる男」という印象を与えられます。たかがマフラーと思わず、ぜひ自分なりにも研究をしてみてください。

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また、こちらからORIHICAスタッフのマフラーを着用したコーディネートもご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてください。

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