いつまでに準備するべき? リクルートスーツの選び方とマナー ~レディース編~
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就活に必須なリクルートスーツは、どんな基準で選べば良いのでしょうか。スーツは定番アイテムですが、トレンドも影響するものなので、「今ならこのタイプ」というポイントもあります。今回はリクルートスーツの選び方と、着こなす上でのマナーについてご紹介します。
- リクルートスーツ選びが重要な理由
- リクルートスーツはいつまでに用意すべき?
- リクルート用のレディーススーツの選び方
- リクルートスーツを着るときのマナーは?
- スーツ以外に揃えるべきアイテムとマナー
- リクルートスーツのコーディネート ~レディース編~
リクルートスーツ選びが重要な理由
就活に挑む際、まず大切なのは第一印象でしょう。身だしなみにはその人の育ってきた環境などのバックボーン、性格、能力までもが滲み出てくるとも言われます。
仮に、あなたが学生を面接し、自分の会社にふさわしい人材を選ぶ立場だったとしたらどうでしょう。初めて会う相手なら、まずはきちんとした格好をしているか、清潔感があると感じるかどうかに注目するのではないでしょうか。
リクルートスーツはそんな第一印象を相手に持ってもらうための大切なアイテムです。どこに出ても恥ずかしくない一着を着用していれば自然と自信も出てくるでしょう。ぜひそんなスーツを探してみてください。
リクルートスーツはいつまでに用意すべき?
就職活動をしている方のリクルートスーツは、既製品を購入するケースが多いと思いますが、人によっては既製品でも裾上げなどのお直しが必要になる場合もあります。就職活動が活発になる時期にはお直しにも時間がかかることがあるため、余裕をもって購入をしておくことが大切です。
また、就職活動の際にはスーツを着用した証明写真が必要になることもあります。企業によっては提出の期限を設けているところもあるため、スーツの準備と前後してしまっては大変です。そのような点も踏まえて、リクルートスーツは就職活動を本格的に行う1~2ヶ月前には用意しておくと安心でしょう。
リクルート用のレディーススーツの選び方
スーツのことを調べてみると、同じスーツでも実はいろいろな種類があることに気付くでしょう。その中からリクルートスーツとしてふさわしいものを選び出すのは大変に思えるかもしれません。ここでは就活のための最もオーソドックスなスーツをご紹介します。
定番はジャケットとスカートの組み合わせです。ジャケットのフロントはシングル2ボタン。ジャストフィットするシルエットの方が今っぽくすっきりした印象になり、ストレッチ素材のものを選べば動きやすさも損なわれません。
また、リクルートスーツの色は、黒もしくはネイビーなどの無地のものがおすすめです。広告業界やIT業界など、一部の業界ではチャコールやストライプなどのスーツで面接を受けることを良しとしているところもありますが、会社ごとの社風や雰囲気によって考え方が大きく変わってきます。
面接を受ける企業がどのような社風でどのような考え方なのか確実に把握できているのでなければ、就職活動という重要な場面で失敗をしないためにも、やはり定番の色を選ぶと良いでしょう。
袖丈は親指の付け根くらいで、ブラウスの袖が覗かないものを。スカート丈は立っているときは膝に少しかかるくらい、座っているときは膝上5cmくらいになる長さがちょうど良いでしょう。
もう一着、用意するならパンツスーツを選ぶ方法もあります。快活な印象になりますし、実際に動きやすいのも魅力。IT企業、出版社など、志望する企業の社風を見極めつつ使い分けてみましょう。
また、就職活動で連日スーツを着るようになると、毎回クリーニングに出していたのでは出費がかさんでしまいます。そんな状況に対応するには自宅で洗うことができてお手入れも簡単なウォッシャブルスーツを選ぶのが便利です。
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リクルートスーツを着るときのマナーは?
ジャケットのボタンはすべて留めるようにします。インナーは白いブラウスが無難です。襟はスキッパータイプなら外に出し、レギュラーカラーなら中に収めます。スキッパーのほうが快活な印象になり、レギュラーカラーのほうが真面目な印象になるでしょう。ストッキングは無地のベージュが基本です。黒や柄物は避けるようにします。
また、スーツはジャストフィットするサイズを選ぶことが大切です。大きすぎて肩などが落ちていると野暮ったくなりますし、小さいと窮屈そうに見えてしまいます。スーツを購入する際は必ず試着をして、ディテールがぴったりと合っているかどうか確かめるようにしましょう。
そして、忘れてはいけないのが、スーツのアイロンがけ。複数の会社の面接を受ける場合には、着用のたびに肘の部分やウエストの周り、膝周りなどにシワがよってしまいます。シワだらけのスーツのままで面接に臨むと、だらしない印象を与えてしまうため、スーツの手入れはしっかりとしておくことが大切です。
面接当日はなにかとバタバタしてしまうため、スーツを着る前日にはアイロンをかけておくようにしましょう。
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スーツ以外に揃えるべきアイテムとマナー
リクルートスーツの下に合わせるものは、シンプルな白無地のシャツを選びましょう。業界によってはカットソーも可としているところもありますが、一般的にはリクルートスーツにカットソーを合わせるのは避けた方が安心かもしれません
また、シャツの襟元はかっちりとした印象になるレギュラーカラーや、活発な印象のスキッパーカラーなどを選ぶと良いでしょう。サイズは小さすぎず大きすぎず、ジャストサイズを選び、ジャケットの袖口からシャツの袖が出ないというのもポイントです。
下着やインナーの選び方
就活の際に着用するリクルートスーツはブラックや紺色などダークカラーが定番のため、ついつい下着やインナー選びを適当にしてしまいがちです。実際に、面接の際にジャケットを脱ぐ機会はほとんどありませんが、面接会場までの移動中にジャケットを脱ぐこともあるため、白いシャツの下に着ても透けないベージュやオレンジ系の色を選ぶようにしましょう。
また、スカートやパンツのヒップ周りに下着のラインが出てしまうことも要注意です。リクルートスーツを着用する際の下着は、ボクサータイプのものや、外に響きにくいシームレスなものを選ぶようにしましょう。
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ストッキングの選び方
ストッキングは肌の色に近いベージュやオークル系のものを選びましょう。移動中などに思いがけず伝線してしまうこともあるため、予備のストッキングは常にカバンに入れておきましょう。
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靴の選び方
リクルートスーツに合わせる靴の定番といえば、やはりパンプスです。
具体的なデザインとしては、爪先は丸いタイプ、ヒールは3~5センチほどのもので、色は黒一択でしょう。実際に試し履きをして、歩きやすさなどをきちんと確認した上で購入しましょう。
カバンの選び方
カバンはA4サイズの書類が入る大きさのもので、床に置いたときに自立できるものがおすすめです。また、手提げタイプではなく肩から下げることができるタイプのものが、移動中も疲れにくく便利でしょう。
リクルートスーツのコーディネート ~レディース編~
黒無地ジャケット×スカート
リクルートで定番の黒無地ジャケット×スカートスタイルです。
シャツは清潔感がある白無地の長袖シャツで合わせれば間違いありません。
コートが必要なシーズンではベージュや黒のトレンチコートがおすすめです。
撥水加工で雨や汚れがつきにくいアイテムを選ぶとよいでしょう。
黒無地ジャケット×パンツ
黒無地ジャケット×パンツスタイルです。
パンツスタイルはスカートスタイルと比べて、アクティブな印象を与えることができます。
シーンに合わせてスカート、パンツを使い分けるのもよいでしょう。
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リクルートスーツはデザインがきちんとしていることはもちろんですが、着用感や洗いやすさといった機能面も、優れているものを選びたいものです。さまざまな角度から検討して納得のいくスーツを手に入れ、就職戦線をしっかりと戦い抜いてください。
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