おしゃれにかっこよく! スーツの着こなし方 ~レディース編~

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おしゃれにかっこよく! スーツの着こなし方 ~レディース編~

スーツが必要になった時、女性の場合はどんな基準でスーツを選べば良いのでしょう。また、どんな着こなし方を心がければ、おしゃれでかっこよくなれるのでしょう。今回はかっこよくおしゃれにスーツを着こなしたい方に向けて、レディース用のスーツについて解説します。

  1. スーツは何着ぐらい買っておくべき?
  2. スカートとパンツスーツ、どちらを買うべき?
  3. スーツの色はどんなものを用意すればいい?
  4. レディーススーツの着こなし方
  5. おしゃれにかっこよく!レディーススーツのコーディネート例

スーツは何着ぐらい買っておくべき?

女性の場合は季節やその年のトレンドに合わせて買い替えていくことが多いので、スーツばかり何着も買うのは大変かもしれません。それでもスーツを着る機会が多い職場や職種では、1着で済ませるのは無理があるでしょう。

毎回、同じスーツを着ているという印象を持たれるのはビジネス的にもマイナスです。入社間もないという場合、最初は2着を購入し、就活用に使っていたものと合わせて着回すことから始めてみてはいかがでしょうか。さらにパンツスーツも加えたり、季節が変わってきたら状況を見て買い足したりすることをおすすめします。

スカートとパンツスーツ、どちらを買うべき?

スカートとパンツスーツ、どちらを買うべきかも気になるポイント。よりベーシックなのはスカートのスーツです。しかしパンツスーツは動きやすく、アクティブでキャリア派やできる女性という雰囲気を印象づけられるメリットがあります。外資系や新しい企業、職種では営業などではパンツスーツの方が主流ということもあるでしょう。つまり会社や職種によって異なるわけですが、両方を持っていればシチュエーションに合わせて選べるようになるので助かるのではないでしょうか。

普段はスカートでも、商談の際の相手企業に合わせて、あるいはイベントやセミナーなど動くことが多いシチュエーションではパンツスーツの方が良いこともあります。どちらも選べるようにしておくと重宝するでしょう。

スーツの色はどんなものを用意すればいい?

スーツにもさまざまな色やデザインがありますが、ビジネスで着用することを考えるなら、黒、グレー、ネイビーのいずれかから選ぶと良いでしょう。

黒は、スタイリッシュで洗練されたイメージを相手に与える色です。冠婚葬祭も含め、フォーマルなシーンでも着用することができます。ただ、就活の際に「黒いスーツを買って持っている」というのであれば、グレーかネイビーにしてみてはどうでしょうか。

グレーには、洗練された都会的なイメージがあります。ライトなグレーとダークなグレーがあるので、試着して自分にしっくりくるほうを選びましょう。

ネイビーは、ビジネススーツの定番ともいえる色。知的で誠実な印象を相手に与えることができます。営業や取引先との商談が多いという場合は、持っていると重宝する色です。

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レディーススーツの着こなし方

レディーススーツをおしゃれにかっこよく着こなすために大切なことは何でしょう? 一般的にスーツの色はダーク系がメイン、デザインはベーシックでありながら、ほどよくトレンドを採り入れて……といったことは注意すべき点ではあります。

でもそれよりも、「きつすぎず、ゆるすぎず」というサイズ感を重視して選ぶようにするとグッと見栄えが違ってくるものです。具体的なポイントを、少し細かく分けて見てみましょう。

ジャケット編

まずはジャケットから見ていきましょう。

ジャケットの襟ありなし

ジャケットには、襟ありのタイプと襟なしのタイプがあります。襟ありの場合、デザインの基本となるのは、メンズスーツと同じようなテーラードカラー。ビジネスにおいては、どんな場面でも着用でき、きちんとした印象を相手に与えることができます。

襟なしは、大きく分けると、首回りにそった丸襟タイプと、Vネックタイプがあります。丸襟はフェミニンで女性らしいイメージ、Vネックは女性らしさの中にシャープさも兼ね備えたデザインです。

ジャケットのボタン

前ボタンはすべて留めた状態で、胸元によけいなシワが入っていないことがポイントです。ほど良い余裕があるかどうかをチェックしてみてください。

ジャケットの背中



脇のあたりに縦のシワがあまりたくさん入っていないことを確認します。

ジャケットの肩

窮屈でない程度に適度にフィットしていること。肩パッドの端から肩や腕が出すぎていないかも要チェックです。

ジャケットの袖

手首が隠れる程度の長さが基準です。原則として、ブラウスが袖から出るのはNGです。

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インナー編

スーツをおしゃれに着こなすためには、どのようなインナーを着用するのかもカギになります。選び方のポイントをピックアップしてお伝えしましょう。

インナーの種類



インナーの種類は、大きく分けると、ブラウス、シャツ、カットソーの3種類。
女性らしさを打ち出したいならブラウス、クールでスタイリッシュな印象を与えたいならシャツがおすすめです。カットソーはブラウスやシャツよりカジュアルな雰囲気になります。場に合わせて着分けるようにすると良いでしょう。

ブラウス

シャツ

カットソー

インナーの裾の長さ

インナーの裾は、ボトムスインが基本です。短すぎると、かがんだときなどに裾が出てしまうので気をつけましょう。カットソーの場合はアウトにしてもかまいませんが、短すぎると背中が見えてしまいます。バランスを考えて選びましょう。

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インナーの色



インナーは、清潔感のある白がおすすめです。そのほか、淡いピンクや水色でも良いでしょう。色が濃すぎるもの、柄やデザインが派手なもの、下着が透ける素材のものはビジネスにはふさわしくないので避けるようにします。

なお、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
レディーススーツに合わせるインナーの選び方

スカート・パンツ編

次に、スカートとパンツの選び方を見ていきましょう。

スカートのウエスト



適度なシワが入っているくらいがベストです。もも周りに太もものラインが出すぎていないことをチェック。

スカートの長さ



ベーシックなスカート丈は、裾が膝の中央にくるか、膝が隠れるくらいの長さです。短めが好みの場合でも、膝上3cm程度までにしましょう。これ以上短くなると太ももが見えてしまいます。逆に長すぎるスカートも清潔感がなく、ビジネスシーンにはふさわしくありません。

パンツのヒップの下



パンツも適度なシワが入っているくらいが適正です。もも周りに動かせる余裕があること。引っ張られるようなシワはNGです。

セミフレアのパンツ丈



パンツ丈は3通り。ヒールの付け根が隠れるか、ヒールの半分の長さ(これが基本)か、ヒールが隠れる長さのいずれかを選ぶと良いでしょう。

ストレートテーパードのパンツ丈



くるぶしが見える長さ、足首が隠れる長さ(これが基本)、ヒールの付け根が隠れる長さのいずれかを選ぶと良いでしょう。

クロップドのパンツ丈



くるぶしより上5cm程度の長さ、くるぶしが見える長さ(これが基本)、足九分が隠れる長さのいずれかを選ぶと良いでしょう。

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おしゃれにかっこよく!レディーススーツのコーディネート例

最後に、レディーススーツのコーディネートの例をご紹介いたします。是非参考にしてみてください。

ネイビースーツ×白シャツ

春夏におすすめのネイビー七分袖コーディネート。
襟付きのジャケットに無地柄のシャツは場面を問わず活躍できます。
フレアスカートはより女性らしいシルエットを演出。

ベージュスーツ×オレンジブラウス

明るめのベージュスーツは清潔感がありながら、大人っぽい落ち着いた雰囲気になります。
インナーは着映えする明るい色味にすると馴染み、より明るい印象に。

チャコールグレースーツ×ブラウンニット

ニットを使ったコーディネート。
インナーに茶色を入れることで季節感を出した着こなしができます。
上品なストライプ柄のスーツで大人な仕上がりの完成です。

グレースーツ×白ブラウス

メンズライクに着こなせるグレーのダブルジャケットを使ったコーディネート。
ワイドパンツと合わせることでマニッシュな雰囲気を演出できます。
ハイウエストのパンツでヒップ周りがカバーでき、脚長効果が得られるところもポイント。

スーツだけではなく、シーンに合わせてジャケットを上手に組み合わせるといった方法もあります。いずれにしろ、女性にとってもスーツは最も正式なビジネス服です。ぜひ、自信を持って着用できるものを見つけてみてください。

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また、こちらからORIHICAスタッフのレディーススーツコーデもご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてください。

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