テーラードジャケットをおしゃれに着こなすコツは?メンズにおすすめのジャケットコーデ
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テーラードジャケットは、大人っぽくかっちりとした印象がありながらも堅苦しすぎず、さりげなくおしゃれに見えるアイテムです。
プライベートからビジネスまで幅広く使えるテーラードジャケットの着こなし方について解説します。
※本記事内で使用している写真はイメージであり、お取り扱いのないアイテムもございます。あらかじめご了承ください。
- テーラードジャケットとは?
- テーラードジャケットをおしゃれに着こなすコツ
- テーラードジャケットを着用するときに気を付けたいポイントとマナー
- テーラードジャケットコーディネートの具体例
- ビシッと決まるORIHICAのジャケットとぴったりのアイテム
テーラードジャケットとは?
テーラードジャケットの語源は「仕立て」を意味する「テーラー」から来ています。
その意味ではスーツのジャケットも「テーラードジャケット」と言えるのですが、日本ではスーツとは異なり、プライベートやオフィスカジュアルで着用するような、フィット感のあるジャケットを指します。
また、スーツのジャケットとテーラードジャケットには作りでも違いがあります。
一般的にテーラードジャケットのほうが着丈はやや短く、肩パッドは薄くて軽いものや、パッド自体がない「アンコン」仕様になっているものが多く、綿・リネン・ポリエステルなど素材のバリエーションが豊富という傾向があります。
そのため、スーツのジャケットをカジュアルシーンに使い回すことは基本的に難しく、もしスーツのジャケットでコーディネートしようとすると、全体のシルエットがぼんやりしたり、肩周りが膨らんでアンバランスな見た目になってしまいます。
一般的なスーツはジャケットを単品で扱うことが難しいですが、「ジャケット単品でも使いやすいスーツ」もあります。
ORIHICA(オリヒカ)が展開している「ジャケパンスーツ」は、肩パッドの代わりに薄い芯地を使用、生地は単品でも合わせやすい無地かチェック、また着丈は絶妙な長さに設定されており、スーツとしてもジャケット単品としても使用可能です。
「ジャケパンスーツ」の特徴やコーデは特集ページで紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
テーラードジャケットとスーツのジャケットは基本的に異なるものとして、そしてテーラードジャケットはカジュアル向けに細身の作りや豊富なカラーバリエーションがあるジャケットと覚えておくと良いでしょう。
テーラードジャケットをおしゃれに着こなすコツ
テーラードジャケットをおしゃれに着こなすには、まずジャケットの選び方を知る必要があります。
そのうえでコーディネートをするときの色遣いやアイテムとの相性を知っておけば、おしゃれに着こなすことができるでしょう。
自分に合うサイズのジャケットを選ぶ
体にフィットするテーラードジャケットであるため、特に自分に合うジャストサイズのものを選びましょう。
テーラードジャケットのサイズについては、次の点に注意して選んでみてください。
- 肩は、肩先が多少つまめる程度
- ボタンを留めた際に胸元にこぶし一つ分の余裕ができる程度
- 袖丈は長袖のシャツを着た際に、シャツの袖が1cmほど見えるくらいの長さ
- 着丈はお尻の一番下の線であるヒップラインがぎりぎり見えるくらいの長さ
カジュアルなシーンでは、ワンサイズ大きいオーバーサイズのテーラードジャケットを合わせる着こなしもありますが、バランスを取るのが難しいため、最初はジャストサイズから用意することをおすすめします。
季節に合う素材のジャケットを用意する
一年を通して着る機会のあるテーラードジャケットですが、季節に合った素材を選ぶことがおしゃれのポイントです。
例えば、肌寒い季節の秋や冬では、ウールなど暖かみのある素材のジャケットを選び、春や夏など気温も高くなってきた季節では、リネンなど見た目にも涼しげな素材を選ぶと良いでしょう。
また、生地の厚さや織り方でも着心地や見た目の印象が変わってきます。
素材だけで選んでしまうと、実際に着た時に気温と合わないことがあったりもするので、心配なときは試着して確認するようにしてください。
色合いや組み合わせのバランスを意識する
比較的どのようなアイテムとも組み合わせられるテーラードジャケットですが、コーディネートの際は色や組み合わせによる全体のバランスを意識しましょう。
例えば、スマートな印象を与えたいときは、ネイビーなど落ち着いた色を中心にして、襟付きのシャツや細身のスラックスを合わせると良いでしょう。
注意点としては、外し過ぎる色やアイテムは取り入れないようにしましょう。
ダメージジーンズなどカジュアル過ぎるアイテムや突飛な色のシャツなどはバランスを取ることが難しく、統一感のないコーディネートになりがちです。
シルエットを意識する
どんな身長の人でも合わせやすく、きちんと感と抜け感の絶妙なバランスが魅力でもあるテーラードジャケットですが、着用の際にはシルエットを意識することも上手に着こなすポイントのひとつです。
テーラードジャケットを用いたコーデでは「I(アイ)ライン」または「Aライン」のシルエットを意識すると、バランスの取れたコーデになっていきます。
「Iライン」は、上半身と下半身のコーディネートがアルファベットの「I」のような形になっているのが特徴です。
全体的に細身のアイテムを合わせるのがポイントで、スーツスタイルのようなきちんと感を出すことができます。
そして「Aライン」は細身のトップスにゆったりとしたボトムを合わせた、下半身にボリューム感のあるシルエットを指します。
ラフでカジュアルな印象となり、男性らしさを演出することができます。
シーンに応じてシルエットも意識できれば、よりおしゃれにテーラードジャケットを着こなすことができるでしょう。
テーラードジャケットを着用するときに気を付けたいポイントとマナー
テーラードジャケットをおしゃれに着こなすには、いくつかセオリーのようなものがあります。
もともとフォーマルなウェアを原型としているアイテムなので、ある程度ポイントを押さえていないとだらしなく見えたり、ちぐはぐな印象になってしまいます。
以下、注意しておきたいポイントを見ていきましょう。
しつけ糸は切っておく
テーラードジャケットを購入したらベント部分のしつけ糸は切っておきましょう。
ベントとは後ろ身頃の裾に入っている切れ込みで、しつけ糸は仮止めのための糸です。
しつけ糸は袖やポケット部分にも付いていることがあります。
また、袖にタグが縫い付けられているケースもあり、これも取るものなので最初にチェックしておきましょう。
ポケットにものを入れない
テーラードジャケットの腰ポケットにスマホなどを入れると、重さや膨らみでシルエットが崩れてしまいます。
ジャケットのポケットには、ハンカチやポケットティッシュなどの薄い小さなものでも基本的には入れないほうがスマートです。
どうしても物を入れる必要がある場合には、シルエットに影響の少ない内側のポケットを使うことを心がけましょう。
その際も、胸部分が不自然に膨らまないよう、入れる物は最小限に抑えましょう。
一番下のボタンは留めない
新社会人や普段スーツを着る機会が少ないと、「ボタンはすべて留めるのがマナー」と勘違いしてしまいがちですが、一般的なスーツではボタンを全部留めるということはありません。
ボタンは装飾の意味もあるため、基本的に一番下のボタンは開けておくのが正解です。
これは、テーラードジャケットに多い2つボタンの場合も同じです。
また、椅子に座るときにはジャケットの型崩れを防ぐためにも、ボタンはすべて外して座りましょう。
テーラードジャケットコーディネートの具体例
最後に、テーラードジャケットを組み合わせたコーディネートの例をご紹介します。
定番のネイビージャケットコーデ
まずはネイビージャケットとグレースラックスの組み合わせです。
清涼感あるネイビージャケットは重たくなりすぎないスタイリングができ、グレーのスラックスと合わせることでスタイリッシュな印象にもなります。
また、チェック柄のシャツを合わせて遊び心をプラスすることもできます。
ネイビージャケットとチノパンの組み合わせはビジネスカジュアルのスタンダードコーディネートです。
白シャツと合わせるとより爽やかかつカジュアルな印象になります。
また、チノパンであればスニーカーと合わせても、違和感なくまとまります。
寒い季節はテーラードジャケットのインナーにセーターを着ることでこなれ感を出すことができます。
ジャケットと同色のインナーを選ぶことで、知的で洗練された印象に仕上がります。
スマート感のあるグレージャケットコーデ
ライトグレーのジャケットと、ネイビーのスラックスを合わせると、清涼感のあるコーデになります。
インナーに濃色のシャツを着用することでメリハリのついたスタイルになります。
グレージャケットにベージュパンツを組み合わせ、インナーにはグレーと相性の良いブルーシャツを合わせることで知的な印象になります。
グレー系はビジネスシーンで使いやすく、カジュアルシーンでは全体的に落ち着いた印象を与えたいときに効果的です。
色の濃淡を変えることで季節に応じたコーデにも対応できるため、こちらも覚えておきたいコーデです。
大人の落ち着きを見せるジャケットコーデ
チャコールグレーはグレーより黒に近い暗めの色で、黒よりもやわらかさがあり、落ち着いた印象を与えてくれます。
チャコールグレージャケットのインナーにカットソーを合わせることで、首回りに抜け感、カジュアル感が出て、洗練されたジャケパンスタイルになります。
濃色でまとめることで、大人な雰囲気を演出することができます。
大人の気品が漂うブラウンジャケットを使ったコーディネートです。
しつこさのない艶やかな印象を与え、ドレッシーでマイルドな着こなしになります。
ビシッと決まるORIHICAのジャケットとぴったりのアイテム
ORIHICAのジャケットはスマートなシルエットに加えて、ストレッチ性に優れたものが多くあります。
ビジネスシーンからカジュアルシーンまで着用することができるため、普段のコーディネートにも取り入れやすいでしょう。
またジャケットはクリーニングに出さなければいけないというイメージがあるかもしれませんが、ORIHICAでは自宅で洗濯できるものも取り揃えています。
お手入れしやすいジャケットを探している方はチェックしてみてください。
メンズビジネスジャケット
ORIHICAでは、ジャージー生地やデニム調といったカジュアルに使えるものから、セットアップでビジネス使いができるものまで取り揃えています。
多くが家庭用洗濯機で洗うことができるため、汗をかきやすい季節でも清潔に保つことができます。
ある程度の身だしなみが必要となったときに便利なビジネスジャケットになります。
THE THIRD SUITS®ジャケット
"THE THIRD SUITS®" はゆるすぎず、堅すぎない、次世代のスーツです。
スーツとしても、ジャケパンとしても着回しすることができる便利なアイテムです。
機能性に優れ、ストレッチが効いた素材で動きやすく、また自宅の洗濯機で洗うことが出来るため、汗をかいても清潔に保つことができます。
ビズT
夏に使いやすいTシャツです。
ビジネスシーンにも適した丸首形状になっており、またしっかりとした生地であるために形も崩れにくくなっています。
パンツ・スラックス
ORIHICAで展開しているパンツ・スラックスは、ビジネスからビジネスカジュアルまで幅広い用途で使用することができます。
ストレッチの効いた機能性に優れたものから、インポート生地を使用した高級感あるアイテムまで幅広いラインナップを取り揃えています。
どんなシーンでも便利なテーラードジャケットを上手に着こなそう
テーラードジャケットは羽織るだけで大人っぽく、カジュアルさも感じさせつつ、かっちりとした印象を作り出してくれるアイテムです。
テーラードジャケットを上手に着こなせるようになると、ちょっとよそいきな雰囲気を楽しみたいときなどにも困らなくなります。
ポイントさえ押さえておけば、テーラードジャケット中心のコーディネートは決して難しいものではありません。
もしコーデに悩んだときには、ORIHICAのスタッフスナップを参考にしてみてください。
販売している商品を使ったコーデを紹介しているため、気に入った着こなしがあれば、そのまま取り入れることも出来ます。
まずは、気に入ったテーラードジャケットを1着見つけて、コーデの幅を広げてみてはいかがでしょうか。
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