スーツに合うレディースコートは?就活などビジネスシーンからフォーマルまで踏まえた選び方とコーデ例
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ビジネスシーンで着用するレディースコートは、どのような基準で選べば良いのでしょうか。
また、レディースコートにはどんな種類があるのでしょう。
スーツに合うレディースコートの選び方のポイントをご紹介します。
- スーツを着るときにはスーツ用のコートを購入したほうが良い理由
- スーツ着用時に避けた方が良いコートとは?
- スーツに合うレディースコートの種類と特徴
- スーツ用レディースコートの選び方
- シーン・年齢別におすすめのコート
- スーツとレディースコートのコーディネートの例
- おすすめのORIHICA(オリヒカ)レディース向けコート
スーツを着るときにはスーツ用のコートを購入したほうが良い理由
ビジネスでスーツを着用するという人は、スーツ用のコートも揃えておいたほうが良いでしょう。
普段使いのコートがあるからそれを使えば……と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、普段着として使っているコートは、フォーマルな席ではカジュアルすぎることがあります。
また、スーツの肩幅に合わせたコートでないとスーツが着崩れる可能性も無視できません。
もしスーツの肩幅に合っていないと、見た目が窮屈そうなシルエットになってしまい美しくありません。
できるだけ、スーツの上から着用したときにぴたりと決まるビジネス用のコートを手に入れてください。
スーツ着用時に避けた方が良いコートとは?
得意先への訪問やお客様の対応をする時、そして学生の就職活動など、スーツを着用するシーンでは見た目の印象に気を配ることが大切です。
特に冬のオフィスファッションでは、どのようなコートを選ぶのかによって、その人のイメージがガラリと変わってしまうことも。
カジュアルすぎるデザインのものや、派手すぎる柄のコートを選んでしまうと、TPOに合わせた服装ができていないと思われてしまうこともあるため注意が必要です。
「人の第一印象は3秒で決まる」と言われていますから、スーツ用のコートを選ぶ際にも、黒やベージュ、グレーなどのシンプルでベーシックなアイテムを選び、小物遣いでさりげないおしゃれを楽しむようにしましょう。
スーツに合うレディースコートの種類と特徴
レディースコートには以下のような種類があります。
それぞれの特徴を知っておきましょう。
トレンチコート
最も人気が高いトレンチは、着こなしの幅が広い定番コートです。
カラーはベージュを選べば女性らしく柔らかな雰囲気に、黒や紺を選べばシャープな印象になります。
ライトベージュのトレンチコートは春先のコーディネートとしておすすめ。
秋冬は重くなりすぎないよう、ボトムスをスカートにすれば軽快さを演出できます。
スカートスタイルにもパンツスタイルにも合わせやすい点もトレンチコートの嬉しいところです。
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ステンカラーコート
メンズのイメージが強いステンカラーですが、ライトベージュやライトグレーを選ぶとレディースでも軽快な印象になります。
着丈は長いとモードっぽくなり、短いとカジュアルに寄りすぎてしまうため、スーツに合わせるときは自分の丈に合ったほどよい長さのものを選んでください。
シンプルなデザインなので、トレンチコートと同様、秋冬だけでなく春先に着ることもできます。
チェスターコート
チェスターコートはスーツに合わせるときもおしゃれに見せることができるコートです。
首元がハッキリ見えるデザインなので、ストールをあしらったり、タートルネックでワンポイント持たせるのもおすすめです。
ダークな色合いでクールに装うのもよし、ブラウンなどの暖色で季節感を演出するのもおすすめです。
ピーコート(Pコート)
カジュアルな印象があるピーコート(Pコート)も、フォーマルなシーンでなければスーツに合わせることができます。
短い着丈だとカジュアル感が強いので、少し長めの着丈を選ぶことがポイントです。
マフラーやストールで首もとにアクセントを持たせると、より洗練された印象になります。
色はネイビーや黒が無難ですが、ライトグレーなどで女性らしさをアピールするのも良いでしょう。
ダッフルコート
ダッフルもカジュアル寄りのコートですので、ビジネスで着用するときはTPOに配慮しましょう。
通勤着などでスーツの上に着用するなら、定番のキャメル以外に、ダークグレーやネイビーで落ち着いた雰囲気にするのもおすすめです。
ダウンコート
真冬の通勤着としてはダウンコートも重宝します。
スーツに合わせるならスリムで着丈が長めのデザインのものを選びましょう。
ダウンコートとは思えないきれいなシルエットになります。
華美な色は避けて、ダークカラーを選ぶとビジネスシーンになじみます。
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スーツ用レディースコートの選び方
では、実際にスーツ用のコートを選ぶ場合、どのような点を意識したら良いのでしょうか。
選び方のポイントをご紹介します。
色は黒・紺・グレーなどのシンプルなカラーがおすすめ
スーツ用コートの色は、黒・紺(ネイビー)・グレーなどのモノトーン系がどんなスーツとも合わせやすくておすすめです。
明るめの色であれば、ベージュが使いやすく、ビジネスシーンだけでなく普段使いからちょっとしたイベントにも着ていくことができます。
特に1着目のコートを買う際には、着回しのきくベーシックなカラーを選びましょう。
着丈はヒップを覆うぐらいまでがベスト
スーツ用コートの丈は、長すぎてしまうと重たい印象になってしまいますし、短すぎてもスーツとのバランスが取りにくくなってしまいます。
理想的な丈は、ヒップを覆うぐらいまでのもの。
スカートでもパンツスーツでもすっきりと着こなすことができます。
特に身長が150cm前後の場合には、ショート丈がおすすめです。
ライナーの取り外しができるものを選ぶ
冬のコートは春先になると季節外れの印象を与えてしまいますが、冬用と春先用を両方揃えるのは大変です。
しかし、ライナー(裏地)が着脱可能なタイプのコートであれば、一着で両方の季節に対応できるので、おすすめです。
冬場はライナーを取り付けてしっかりと防寒対策ができますし、暖かくなる春先には取り外して着用することができます。
スーツ着用で試着してサイズ感を確かめること
スーツ用のコートを選ぶ際には、試着をしてから購入することが大切ですが、その際、必ずスーツを着た状態で試着して、サイズを確かめるようにしましょう。
普段着やスーツのジャケットを脱いだ状態でぴったりのサイズを選んでしまうと、スーツを着た時に窮屈に感じてしまいます。
サイズはやや大きめでゆとりのあるものを
先述した通り、スーツを着用して腕や肩回りのサイズ感を確かめる必要がありますが、多少大きめのサイズを選ぶのが良いです。
ぴったり過ぎるサイズを選ぶと、コートを脱いだときにジャケットやブラウスにシワが寄ってしまうことがあります。
ただし、大きすぎるサイズとなると、シルエットが崩れて見た目にもよくありませんので、適度にゆとりのあるサイズに収めるようにしましょう。
シーン・年齢別におすすめのコート
ここまでコートの種類や選び方について解説してきましたが、一着のコートをどのようなシーンでも着回しできるというものではなく、状況によって使い分けることも必要になってきます。
着用シーンや年齢ごとに適切なコートを選ぶとなると、選択肢も絞られます。
では、シチュエーションごとに最適なコートはどのようなものか、具体的にお伝えしていきます。
就活にはトレンチコートが最適
就活用のコートとして、トレンチコートが特におすすめです。
チェスターコートやステンカラーコートも問題ありませんが、ビジネス用の一着目としてどのようなシーンにも合っているトレンチコートを持っておくと就活後も活用できます。
黒やベージュなどの落ち着いた色味で、シンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
また、面接時にはコートを脱いで手に持つこともあるため、軽くて取り扱いしやすいことも理由のひとつです。
結婚式など式典に着用するならチェスターコートがおすすめ
よりフォーマルさが求められる結婚式などの式典用には、チェスターコートが特に合います。
他には、トレンチコートや襟の無いノーカラーコートが選択肢に入ります。
色味はビジネス用と同様にベーシックなカラーから選ぶのが良いですが、素材については少し高級感のあるものをおすすめします。
例えば、カシミヤやウール、ベロアなどは上品な質感で、華やかなシーンに合います。
注意点としては、白系のコートはNGです。
また、毛皮やフェイクファーのついたコートもマナーに反するので避けるようにしてください。
喪服用コートは黒のフォーマル向けコートを別に用意
喪服用のコートには、別途黒のフォーマル向けコートを用意した方がいいかもしれません。
フォーマルコートの多くは、光沢が無く、重厚感のある素材で作られているため、悩んだときはこちらを選ぶと無難です。
シンプルな黒い上着であれば着ていく分には問題ありませんが、会場では脱いで手に持つか、クロークに預けるなどするのがマナーになります。
また、ビジネスでの付き合いでお葬式に参列する場合のことも考えると、黒のトレンチコートやチェスターコートを普段から着ておくと便利です。
40代~50代はより落ち着きのあるコート選びを
コートは特に年齢問わず、どのような形状でも着用できますが、40代や50代となると大人の落ち着きを演出できるコート選びができると、より似合います。
色も派手なものではなく、落ち着きのあるネイビーやベージュなどで、スタンドカラーコートやチェスターコートが特に合わせやすいです。
逆にダッフルコートやダウンコートはカジュアル寄りのアイテムでスーツにも合わせにくいほか、デザインが年齢にそぐわないこともありますので、避けた方が良いかもしれません。
スーツとレディースコートのコーディネートの例
最後に、スーツとレディースコートのコーディネートの例をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
就活・ビジネスシーン定番のトレンチコートコーデ
秋冬の定番アウターでもあるトレンチコートは定番色のネイビー、ベージュともに、スーツとの相性抜群です。
フロントを閉じてしっかり見せたり、羽織るように着てカジュアルに着こなしたりと、様々な着こなしができる万能アウターです。
カジュアルにも使い回しやすいダウンコートコーデ
黒やベージュのダウンコートはダーク系のスーツに馴染むので着こなしが簡単です。
縦にすっきり見えるシルエットのダウンを選べば、キレイなAラインが広がり脚長効果も得られます。
シックな雰囲気を演出できるスタンドカラーコートコーデ
スタンドカラーコートはシンプルながら首回りがキレイに見えるため、スーツスタイルにマッチします。
サッと羽織るだけで、着こなしを格上げすることができます。
ベルト付きのスタンドカラーコートを選べば、こなれ感も演出できます。
おすすめのORIHICA(オリヒカ)レディース向けコート
ORIHICA(オリヒカ)のレディース向けコートは、スーツ着用時のことも考えられたコートになっています。
そのため、機能性も高く、またライナーが取り外し可能なものもありますので、長く使うことができます。
その中から、スーツに合うおすすめのコートをいくつか紹介していきます。
CITY TAILOREDコート トレンチコート
ストレッチ素材で動きやすく、ライナーの取り外しも可能なため、秋から春まで使えるトレンチコートです。
また、袖先はスリット仕様になっており、長い場合は折り返して着ることも可能です。
重さが気になる方は、ポリエステル多めの「Wトレンチコート」の方が軽くなり、同じ仕様のコートであるため、こちらがおすすめです。
CITY TAILOREDコート トレンチコートの一覧を見る
CITY TAILOREDコート ウールチェスター
ウール混のチェスターコートで、ビジネスからフォーマルまで着用可能のデザインになっています。
紺とミディアムグレーの2色で展開されており、ジャケットの上から着用できるサイズで作られているので、スーツの上からも着やすいです。
素材上暖かいうえ、ポケットも起毛仕様になっているので、防寒対策もしっかりされています。
CITY TAILOREDコート ウールチェスターの一覧を見る
CITY TAILOREDコート ダウンコート
通勤時などでも使いやすく、軽く着られるダウンコートです。
撥水加工も施されているため、秋の急な雨や雪の多い地域でも安心して着ることができます。
ダブルジップ仕様で歩きやすく、隙間風も通さないので寒さが厳しい季節により適しています。
スーツを着ることを踏まえたコート選びが重要
スーツに合うレディースコートとして、トレンチコートやチェスターコートは特に使いやすいものの、選択肢は多くあります。
異なる種類のコートがあれば、どんなシーンに合うのかを考慮しながらも色々なコーデを楽しむことができるでしょう。
ただ、スーツのジャケットを着ることになるため、シワが寄らないようにサイズ感はきちんと確かめておくことをおすすめします。
そのうえで、自分に合ったコートを選ぶようにしてください。
また、こちらからORIHICAスタッフのコートコーディネートもご覧いただけます。
ぜひ参考にしてみてください。
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