七五三で母親はスーツ?ワンピース?それとも和装?ママ向けの服装コーデを解説

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七五三で母親はスーツ?ワンピース?それとも和装?ママ向けの服装コーデを解説

女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳になる年に、子どもの成長を祝う七五三。
その時期が近づいてきて、子どもの服装については考えていても、親である自分が何を着るのかは後回しになっているという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「母親編」と題して、七五三にふさわしい服装の選び方と具体的なコーディネートについてご紹介します。

  1. 七五三はいつから?
  2. 七五三で母親はどんな服装をすれば良い?
  3. 七五三に洋装で参加するときの選び方
  4. ママさん向け七五三コーディネート例
  5. 使い回しもできる七五三ママ向けORIHICAアイテム

七五三はいつから?

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「七五三」は、3歳・5歳・7歳をひとつの節目として、子どもの成長を祝う日本の伝統です。
由来は諸説ありますが、子どもの性別によって適したタイミングがあるとされ、男の子の場合は3歳または5歳に、女の子であれば3歳または7歳に行うのが通例です。

そして、毎年「11月15日」が七五三の日とされていますが、10月下旬から11月末頃までが七五三シーズンとされています。
比較的寒い季節になるので、服装もそれに合わせたものを選ぶ必要があります。

ただ、「子どもだけきちんとした服装であれば良い」というわけではなく、記念写真を撮ったり神社やお寺に参拝したりすることから、親もある程度きちんとした服装をした方が良いでしょう。

では、七五三に適した母親の服装とはどのようなものなのでしょうか?

七五三で母親はどんな服装をすれば良い?

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七五三における服装のマナーとして、明確な決まりはありません。
ただし、子どもの成長を祝う大切なイベントなので、ある程度フォーマルな服装をすることが求められます。

ジーンズ、スウェットなどのラフすぎる格好をはじめとして、普段着に近い服装は避けるべきです。
また、装飾や色柄が華美な服や、肌の露出が多い服などは好ましくありません。

七五三での服装選びの基本として、子どもを主役としたうえで、それよりも目立つ恰好にはならず、かつTPOに適した服装を心がける必要があります。
その中で洋装にするのか、和装にするのかを選ぶことになりますが、具体的にどのような選び方をすれば良いのかを、まず解説していきます。

着物は子どもが和装なら可

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スーツであれば「フォーマルスーツ」や「タキシード」というような形状・色による格の違いがあるように、着物も袖の長さや柄によって格式が変わってきます。
着物の格は洋装のものよりもわかりにくく、知識がないと子どもが着ている洋装の格よりも母親の着物の方が格が高くなってしまったということにもなりかねません。

また、七五三の主役である子どもよりも目立ってしまいがちなので、基本的には子どもが和装でない限りは、着物を着るのは避けた方が良いでしょう。

もし子どもが黒紋付や振袖など格の高い和装を着る場合であれば、母親も着物を着ても問題ありません。
ただし、それでも「訪問着」や「付け下げ」といった子どもよりも格の低いものを選ぶようにしてください。

洋装は「格」を気にしなくてOK

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女性の場合、洋装における正装となるのは「ドレス」になるため、スーツやワンピースであれば子どもの服装との格を気にする必要がないので合わせやすいです。
そのため、ある程度フォーマルさを感じられる服装であれば、問題ありません。

洋装を着るうえで気を付けたいのが、トップスの首回りの開き具合です。
襟ぐりが開きすぎたり、襟を抜きすぎていたりするとだらしがない印象になってしまいます。

Vネックの深いものや肩の露出があるものなどもTPOには相応しくないと言えるでしょう。

スカートは基本的に膝丈または膝下丈のもので、膝上のものは避けた方が無難です。
七五三のお参りには他の家族も来ているため、周りの雰囲気を壊さないためにも露出を抑えた服装を選びましょう。

七五三に洋装で参加するときの選び方

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七五三で着る洋装は子どもを引き立てるものであることを前提として、フォーマル感と華やかさがあり、動きやすく、トレンドも押さえたものであるのが理想です。

具体的には、次のようなポイントを踏まえて選ぶと良いでしょう。

フォーマル感のあるスーツやワンピースを選ぶ

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ひとつ目のポイントとしては、フォーマル感のある服装であるということ。
スーツであれば、入園式や卒園式などで着用するような、いわゆるセレモニースーツと呼ばれるものが適しています。

パンツタイプとスカートタイプ、両方がセットになったタイプなどがあり、中に着るシャツを変えることでいろいろなシーンで着ることができます。
セレモニースーツはレンタルすることもできますが、オーソドックスなデザインのものであれば長く使うこともできるため、子どもが生まれたのを機に揃えておくのがおすすめです。

父親や子どもの服装に合わせて明るい色を選ぶのもOK

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子どもが女の子の場合は、着物や華やかなワンピースを着ることが多く、母親・父親ともにダークカラーのスーツで合わせるとバランスが良くなります。

しかし、男の子の七五三では、子どもも父親もダークカラーの服を選ぶことが多いため、母親はあえて明るい色のものを選んで華やかさを加えるのがおすすめです。
記念撮影などをする場合でも、全員がダーク系の色味になってしまうよりも、母親が明るめの色を着用する方が写真映えしてきれいに仕上がります。

例えば、ベージュや明るいグレーのスーツを選ぶと、フォーマルでありながら華やかさを演出できます。
ネイビーも人気色ですが、ビジネススタイルのような雰囲気にならないよう少し明るめのものを選ぶか、インナーに女性らしさを感じさせるブラウスなどを選ぶとセレモニー感がアップします。

パンツスーツだと動きやすくて便利

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動きやすさを重視してパンツスーツを選ぶという人もいます。
それほどメンズライクではないパンツスーツであれば、七五三のようなお祝いの席でも違和感はないでしょう。

写真写りが気になる人は、参拝は動きやすさを重視してボトムをパンツにして臨み、記念写真撮影のときはスカートを着用するという方法もあります。

写真スタジオに移動してから着替えても良いですが、参拝と撮影を別の日にすると荷物を減らすことができ、負担が少ないでしょう。

ママさん向け七五三コーディネート例

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最も格の高い服装をすることになる子どもは、男の子の場合はタキシードや紋付き袴といった暗めの色に、女の子の場合は鮮やかな模様の振袖や明るい色のドレスなどを着ることが多いため、母親は落ち着いた色味から選ぶことになるでしょう。

そのため、今回は色を基準としたコーディネートを紹介していきたいと思います。

スーツを用いたコーディネートから、ジャケットなど単独で使えるアイテムを用いたコーディネートまで揃えていますので、服装選びに悩んだ際の参考にしてみてください。

グレー系統のコーディネート

まずは、ややライトなグレーのスカートスーツによるコーディネートになります。
トップスはノーカラーデザインのジャケットで、フェミニンな着こなしを意識しました。インナーも女性らしい白のシフォンブラウスを合わせて、気品と清潔感を演出。

スカートは膝丈、巻きスカート風のデザインなのでエレガントな印象を与えてくれます。
ヒールのあるパンプスはスーツと同色で揃えてフォーマル寄りに。全体にかっちりとしていながら、おしゃれ感も漂う組み合わせとなっています。

次に、テーラードジャケットを用いて、それぞれ独立したアイテムによるセパレートタイプでコーディネートしてみました。
地味な印象にもなりがちなグレーのテーラードジャケットですが、きちんと感を活かしつつ、フェミニンに着こなすこともできます。

インナーには薄いピンクのギャザーシャツ、そして膝下まで隠れる丈のレーススカートを選ぶことで、どちらもさりげなく女性的で、柔らかな印象になるでしょう。

パンプスはスカートと同じ紺を合わせました。
ほかのコーディネートにも言えますが、ヒールのあるパンプスはフォーマルな装いをするときに欠かせないアイテムです。

ただし、ヒールが高すぎると歩きづらいだけでなく、華美な印象を与えかねませんので、5センチ程度を目安に選ぶと良いでしょう。

ネイビー系統のコーディネート

少し明るめのネイビーのスカートスーツによるコーディネートです。
上と同じくノーカラーデザインのジャケット、シフォンブラウス、巻きスカート風の膝丈スカート、ヒールのあるパンプスを合わせています。

違いはシフォンを薄いブルーにしてスーツとの統一感を出したこと。
一方、パンプスはあえて別系統のシックな色を選んで、おしゃれ度をさりげなくアップ。

そして、パンツスタイルとして、やや色目の異なるネイビージャケットに対して、共生地のインナーとパンツの組み合わせも紹介します。
ノーカラーデザインのジャケットに、すっきりとしたシンプルなインナー、ワンプリーツパンツでワンセット。

それぞれ単品で普段使いできるので、さまざまなシーンで活躍します。

特に股上が深めでヒップ周りにも少し余裕のあるパンツは、脚長効果に加えてヒップラインも美しく見えるシルエットが特徴。
動きやすいデザインなので、七五三のビデオ撮影などもラクラクこなせます。

パンプスやバッグとの組み合わせできちんと感も押さえながら、アクティブな着こなしができます。

ベージュ系統のコーディネート

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男の子の服装は比較的寒色系から選ばれることが多く、父親もブラックスーツなどを着るのであれば、母親はベージュのような暖色系で選んでおくと、家族写真を撮影するときなどに色の調和が取れて、写りが良くなります。
ベージュでコーディネートする場合、タイトスカートにノーカラージャケットなどスリムな印象を与える形で合わせると、きれいにまとまるでしょう。

ジャケットに襟が無い分、首元に装飾のあるブラウスなどを合わせると、よりフォーマルな見た目に。
バッグや靴などの小物類は黒やダークグレーなど、暗い色をワンポイントに加えると引き締まったイメージになります。

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こちらは細身のパンツを合わせたコーディネートになります。
ベージュは膨張色でもあるので、ゆったりとしたシルエットよりもスキニータイプのパンツである方がよりスマートな印象になります。

スカートのコーデと異なり、寒色である黒のインナーを合わせることで細身のパンツとのバランスが非常に良くなります。
ただ、きっちりとしたインナーだと逆に硬すぎる印象になってしまうこともあるので、写真のように少しカジュアル要素のあるデザインのインナーで合わせるのも良いでしょう。

使い回しもできる七五三ママ向けORIHICAアイテム

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七五三は一度か二度しかないため、そのための一着を購入するのはコスパが悪く感じるかもしれません。
七五三用にフォーマルスーツや着物をレンタルすることも考えられますが、七五三の後にも入学式などの式に参加することもありますので、使い勝手の良いものを買っておいた方が良いでしょう。

ORIHICAではフォーマル用のアイテムから女性用のスーツ、そして合わせるためのインナーなどをリーズナブルな価格で取り揃えていますので、七五三でも使いやすいものをピックアップして紹介していきます。

洗えるストレッチフォーマル

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ストレッチ性が高いことに加えてシワに強く、洗うことのできるフォーマルルックのアイテムです。 ワンピースに上着を重ねるタイプで、テーラードジャケットとのセットやノーカラーの上着とのセットがあります。

上着無しでもきれいなシルエットとなっているため、暑い日の七五三はワンピースのみという使い方もできます。 また、入学式や卒業式など今後の式典にも使いやすいでしょう。

洗えるストレッチフォーマルの一覧を見る

レディース THE THIRD SUITS®

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きっちりし過ぎず、それでいてゆるすぎないスタイルの「THE THIRD SUITS®」は七五三などのある程度身だしなみが必要な場でもぴったりのスーツです。 自宅での洗濯も可能であるため、手入れもしやすいです。

ライトグレーやベージュなどの明るい色から、フォーマルさを感じられるミディアムグレーなどの暗い色まで、幅広いカラーバリエーションで展開しています。 また、スカートとパンツそれぞれ単品で購入して合わせることもできるので、シーンによって使い分けることもできます。

レディース THE THIRD SUITS®の一覧を見る

美ラクるブラウス

ORIHICA美ラクるブラウス

きれいめにもカジュアルにも使え、ONにもOFFにも使えるブラウスです。 シワに強く家庭洗濯も出来るので日頃のお手入れも簡単です。

柔らかな肌触りで着心地抜群です。 首元は開きすぎず、夏場でも安心してお召しいただけます。

ORIHICA美ラクるブラウスの一覧を見る

ふんわりデザインカットソー

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ゆったりとしたデザインで柔らかい印象を与えるカットソーで、半袖・長袖の両方で展開されています。 パンツルックにもスカートにも合わせやすく、上着のインナーとしてもぴったりで使いやすい一着です。

抗菌防臭裏地となっているために夏場も着やすく、また二重構造で透けにくくなっています。

ふんわりデザインカットソーの一覧を見る

動きやすさと見た目を重視して、フォーマルさのある服装を心がけよう

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七五三は子どもにとっても、家族にとっても大切な記念日です。
母親の服装は控えめで、マナーに適ったものでありながら、さりげない華やかさも欠かせません。

また、気崩れやすく歩きにくい和装よりも、動きやすい洋装の方がおすすめです。
母親の服装に関するマナーは厳しいものではないため、ある程度フォーマルに見えるキレイ目な服装をするので良いでしょう。

今後の着回しのことも考えながら、自分にぴったりな一着を探してください。

こちらからORIHICAスタッフのコートコーディネートもご覧いただけます。 ぜひ参考にしてみてください。

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