白いブラウスやカットソーを着た際にインナーが透けてしまうときの対処法

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白いブラウスやカットソーを着た際にインナーが透けてしまうときの対処法

仕事で白や淡い色のブラウスやカットソーを着るとき、インナーが透けてしまうのが気になってしまうという人は多いはず。そもそもビジネスシーンやオフィス内では、透けてしまう着こなし自体がマナー違反と受け取られることもあります。
ブラウスやカットソーが透けてしまうときにはどのような対策が有効なのか、「透け」問題について考えてみましょう。

  1. 透けやすいブラウスやカットソーの色
  2. インナーが透けてしまっている場合に周囲の人が受けるイメージ
  3. 透けやすいブラウスやカットソーの素材・生地は?
  4. 白いブラウスやカットソーが透けてしまうときの対策

透けやすいブラウスやカットソーの色

ブラウスやカットソーを着るときに気になる、インナーが透けてしまうという問題。中でも特に透けやすいのはやはり白です。白は最もベーシックで、どんな色とも合わせやすく、ビジネスシーンでも多用したい色。それだけに、透けてしまうことへの対策をしっかりとしておきたいところです。

また薄いブルーや薄いピンク、薄いグレーなども白に次いで透けやすい色です。白ではないから大丈夫と油断していると、自分が気づいていないだけだったということも……。特に暑い夏など、上着を着ない時期には、一度鏡に全身を写してチェックしてみることが大切です。

インナーが透けてしまっている場合に周囲の人が受けるイメージ

仕事が休みの日であれば、透け感のあるファッションをお洒落として楽しむのは個人の自由ですが、ビジネスシーンやフォーマルシーンとなると話は別です。

どれだけ素敵に着こなしていたとしても、インナーが透けている服装を「だらしない」「品がない」と感じ、不快に思う人もいます。また、インナーや体のラインが透けてしまっていることで、例え自分が気にならなかったとしても、周囲の人が目のやり場に困ったり、気まずさを感じたりするのであれば、それは問題です。

ビジネスシーンやフォーマルシーンなど、多数の人が集う場面では、周囲からどのように見られているかを意識する必要があり、その気配りができないことで「配慮の足りない人」という印象を抱かれてしまうことも。

特に、取引先やお客様と接する場合は、個人のイメージは会社のイメージに直結する部分ですので注意しましょう。

透けやすいブラウスやカットソーの素材・生地は?

一般的に生地は薄いほど透けやすい傾向にありますが、素材などによって透けやすさは変わってくるといえます。レーヨンやポリエステルなどは本来、透けやすい素材です。しかし最近は透けにくい加工がされたブラウスやカットソーも増えています。ポリエステルが入っていても、通常の織物構造とは異なる編物構造で作られた「ニットシャツ」などは厚みがあり、比較的透けにくくなっています。

白いブラウスやカットソーが透けてしまうときの対策

白いブラウスやカットソーが透けてしまうときにはどうすれば良いのでしょうか。有効な対策を知っておきましょう。

ベージュ・モカなどの地肌より濃い下着を着用する

透けにくい下着の色として多くの人が思い浮かべるのがベージュではないでしょうか。また、濃すぎないモカの下着も透けにくいインナーとして売られています。これらの色が透けにくい理由は、下着と肌の色のコントラストの差が小さいからです。ベージュやモカは、人の肌の色や色の濃さに近いためにあまり目立たないというわけです。

反対に、意外に透けてしまうのが白の下着です。白いブラウスの下に白い下着をつけると、肌の色とのコントラストでくっきりと下着のラインが浮いて見えてしまいます。これは実際に着用してみれば分かるはずです。

ベージュやモカ以外にはラベンダー、ピンク、赤などの下着も目立ちにくいとされています。ラベンダーやピンクはパステルカラーに近いもの、赤はワインレッドなど少しくすんだ色のものがおすすめです。肌の色は人によって異なるので一概には言えませんが、ベージュの下着に抵抗のある方は、これらの色の下着を試してみてはいかがでしょうか。

キャミソールを着用する

ブラウスやカットソーの下にキャミソールを着るのも透けを防ぎ、下着のラインを目立ちにくくします。

色はやはりベージュやモカ、薄いピンクなどが良いでしょう。キャミソール以外にはタンクトップや薄手の半袖シャツなども選択肢に入ります。ただ、インナーとはいえカジュアルなデザインのものはビジネスシーンに合わないので要注意です。

身頃や袖が二重構造になっているブラウスやカットソーを選ぶ


ブラウスやカットソーの中には身頃や袖が二重構造になっていて、透けるのを防止してくれる製品があります。色や素材・生地に加えて、作りにも注目して選ぶと透けにくいブラウスやカットソーを見つけられるでしょう。

あえて透かせる着こなしをする


透けることを防ぐのではなく発想を変えて、「透け感」を活かした着こなしをするというテクニックもあります。ただし、下品に見えないように合わせるアイテムは慎重に選ばなければなりません。

例えばインナーを黒やネイビーのキャミソールやタンクトップにすれば、白いブラウスから透けていてもおしゃれに見せることが可能です。その場合、ボトムスも同色にすると一体感が出て自然な雰囲気にまとまるでしょう。

夏に黒や紺のボトムスは重たい印象になるので合わせたくないという人は、白ブラウス+黒インナーに明るいグレーやブルー、パステルピンク、パステルイエロー、ラベンダーなどのパンツを合わせると華やかな印象になるでしょう。オフィスカジュアルがOKな会社なら、こうした着こなしにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

汗対策をしっかり行う


最後に、汗対策にも十分に気を配りましょう。汗をかくとそのせいで下着が透けてしまうことがあります。汗をかいたらすぐに拭き取る、制汗剤を使う、脇汗パッド付きのキャミソールやタンクトップを着るなどの方法で対策しましょう。

また、ブラウスやカットソーの中には、透けにくく、さらに吸汗速乾機能や汗ジミをブロックする機能を備えている製品もあるので探してみてください。

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シルクやサテン系の素材のインナーを着用する

白いブラウスやカットソーは、下着の色が透けてしまうだけでなく、体のラインも拾ってしまいます。透けを防ぐためにインナーを着用する時にも、ストレッチの効いた素材のキャミソールなどを選ぶと、下着は透けなくても体のラインがシルエットとして強調されてしまうことも。体型が気になる方などはそのような点も考慮してインナーを選びましょう。

おすすめはシルクやサテンなど凹凸がない素材のインナー。ストレッチが効いておらず、自然に体のラインに沿うタイプのものが安心でしょう。シルクやサテン素材は、サラっとしていて着心地が良いだけでなく、薄手のためブラウスやカットソーの下にきても着膨れする心配もありません。

ブラウスやカットソーを着たときにインナーが透けるのを防ぐ方法は一つだけではありません。ここにご紹介した方法を取捨選択し、組み合わせながら、自分なりの対策やスタイルを見つけてみましょう。

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