かっこよく着こなそう! ジャケパンスタイルに合わせるスラックスの選び方
最終更新日:
ジャケパンスタイルに合わせるスラックスは何を基準にして選べば良いのでしょうか。かっこよく着こなすための、スラックスの種類とサイズの選び方をご紹介します。
スラックスの種類
スラックスはタックの違いによって以下の種類に分けられます。タックとはスラックスの前身にある、生地を畳んで作られたヒダのことです。
ノータック
タックがないデザインのスラックスです。通常、前身に加えて裾幅が細く作られるため、スッキリとスリムな印象になり、ジャケパンスタイルのスラックスとしてマッチします。
ノータックは動きやすさを確保するためウエスト位置が低く作られていることが多く、細身なこともあってややカジュアル感があります。
ワンタック
前身の左右に1本ずつタックが入っています。クラシカルなスーツでは最もポピュラーで、ほとんどの場合、裾幅も標準的な太さになっています。ビジネスでもフォーマルでも、多くのシーンで違和感なく着用できるでしょう。
ツータックパンツ
前身の左右に2本ずつタックが入っています。裾幅は太目になる傾向が強いですが、最近のトレンドとして、裾幅が細いテーパードタイプのものもあります。
スラックスのサイズの選び方
まずスラックスのフィッティングでは、ハイウエストやローウエストにならないよう、腰骨の少し上の位置で穿くことが大切です。その上でサイズが合っているかを確認します。
ウエストは手の平一枚が入るくらいのサイズを選びます。穿いた状態で背筋を伸ばしてみて、タックやポケットが開いてしまっていないかどうかもチェックしてください。また、ジャケットも着てみて、全体のシルエットがどのように見えるかも確かめましょう。
ORIHICAの「メンズ パンツ・スラックス」の商品一覧を見る
スラックスの裾幅の種類と裾の長さ
スラックスの裾上げはしっかり適切な長さで行う必要があります。あまり考えずにその場の雰囲気で裾上げ位置を決めてしまうと、全体のバランスが崩れて本来のシルエットが損なわれてしまいます。
フィッティングでは腰骨の位置に合わせてスラックスを穿き、ベルトも必ずしておきます。シューズも普段よくジャケットに合わせているものを履くのがベターです。採寸中は腰を曲げず、背筋を伸ばして、まっすぐ前を向いた状態を保つよう気をつけます。
その上で、裾幅が太い場合はやや長めに調整します。太くて短いとバランスが悪くなり、広い裾がはためくような仕上がりになってしまうためです。太めのスラックスはワンクッション入れる長さにするのをおすすめします。
逆に、裾幅が細い場合はやや短めにします。こちらは長くすると、足元がもたついた印象になりがちです。ハーフクッションの長さに調節すると良いでしょう。
ジャケパンスタイルに合わせるスラックスは、タックの数によって異なる特徴を意識すると選びやすくなるはずです。好みや体型に合わせて選びつつ、フィッティングもしっかり行いましょう。裾上げの長さは自分だけではなかなかベストな長さがわからないものです。ORIHICAの店舗であれば、最適な裾の長さを提案し、裾上げをすることができるのでぜひご利用ください。
関連リンクはこちら
スーツの裾上げをするときの長さの目安
おしゃれに着こなそう! ジャケパンのコーディネートのご紹介
ビジネスカジュアルとは? いつもの服装の取り入れ方
ORIHICAオンラインショップでアイテムを探す