夏におしゃれなポロシャツコーデのコツと選び方!涼しく過ごすにはポロシャツの素材と生地に注目しよう

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夏におしゃれなポロシャツコーデのコツと選び方!涼しく過ごすにはポロシャツの素材と生地に注目しよう

ポロシャツは着心地が良く、またクールビズにも適していることから、夏場のビジネスコーデで取り入れやすいアイテムです。
ポロシャツの中でもビジネスシーンを意識したシルエットやディティールを採用した『ビズポロ』が注目されています。
そんなポロシャツやビズポロを取り入れた着こなし方のコツなどをご紹介していきます。

  1. 夏に合うポロシャツはどのようなもの?
  2. 夏にポロシャツを着るメリット
  3. ビジネス向けのポロシャツ?ポロシャツとビズポロの違い
  4. おしゃれなポロシャツ・ビズポロの着こなし方と選び方
  5. ポロシャツと合わせやすい夏向けのアイテムは?
  6. 夏にぴったりなポロシャツ・ビズポロのおすすめコーディネート
  7. 夏に便利なORIHICAのビズポロと合わせやすいアイテム

夏に合うポロシャツはどのようなもの?

ポロシャツの語源は「ポロ競技」と呼ばれる馬に乗ってT字型のスティックで木製のボールを打ち、相手のゴールにいれるスポーツからと言われていますが、テニスのユニフォームで襟付きのシャツが用いられ、そこからポロ競技に導入されたことで広まったものとされています。
このように、スポーツとの関係性が深いことから、通気性・吸湿性など機能性に優れており、かつ着やすく、肌触りが良いのが特徴です。

ポロシャツの素材は綿(コットン)やポリエステル、リネンなどが用いられ、生地は鹿の子、交編鹿の子、メッシュ、天竺などが主です。
その中でも夏においては、素材は高通気素材を使用したものが、生地は鹿の子やメッシュが通気性と吸汗・速乾性の観点から合っていると言えるでしょう。

他にも、夏のビジネス向けに上品さを重視したニット素材のポロシャツも着用されることが多いです。
スポーティーでカジュアルな印象があるポロシャツですが、素材によってビジネスに適した印象を出すこともできるため、夏場には特におすすめとなっています。

夏にポロシャツを着るメリット

夏場にポロシャツを着るメリットとしては、ワイシャツと比べると着ていて窮屈でなく、手軽に洗濯出来ることが挙げられます。
それでいて襟付きであるため、Tシャツなどに比べればカジュアルすぎる印象もありません。

また、ワイシャツと同様に、ジャケットと合わせてセミフォーマルに着こなしたり、ビジネスカジュアル・オフィスカジュアルスタイルに取り入れやすいこともメリットです。

ビジネス向けのポロシャツ?ポロシャツとビズポロの違い

「ビズポロ」はポロシャツをビジネス仕様にアレンジして生まれたアイテムです。
5月~10月頃にビジネスやオフィスシーンで着用することを想定して作られており、通常のポロシャツよりもビジネスカジュアル・オフィスカジュアルと呼ばれるスタイルと親和性が高いと言えます。

ビズポロの見た目はワイシャツに近く、ポロシャツとよく似たプルオーバータイプもありますが、ワイシャツと同様の前開きタイプもあり、こちらの方がビジネスシーンでの使い勝手は上だといえます。
襟は台襟仕様(詳細は後述)のボタンダウンやカッタウェイが主流で、ネクタイを締めても締めなくてもおしゃれに決まります。

ビズポロもポロシャツと同様の生地が使用されますが、最近は吸水速乾やノンアイロンを謳った機能性の高い新しい素材を用いたものが特に人気です。

ビズポロの種類

同じビズポロでも、前開きタイプとプルオーバータイプでは印象がやや異なります。
またビズポロには長袖もありますが、クールビズでは半袖のものの方が涼しく快適に過ごせるでしょう。

前開きタイプ

ワイシャツと同じように前がすべて開き、上から下までボタンで止める仕様になっているビズポロです。
ほどよくきちんとしていながら、素材の違いなどから普段着ているワイシャツよりも涼しげな印象を与えます。
シーンに合わせてネクタイを締められるのもポイントです。

プルオーバータイプ

ポロシャツと同じように胸元部分だけが開き、ボタンが3つ前後付いている仕様のビズポロです。
前開きタイプよりカジュアルなテイストになりますが、普通のポロシャツと比べると洗練された雰囲気が楽しめます。
カジュアル感を出すなら裾を出すタックアウトの着こなしも可能です。

おしゃれなポロシャツ・ビズポロの着こなし方と選び方

ポロシャツやビズポロを着こなすときに気を付けておきたいポイントをみてみましょう。

シンプルなデザイン・色のポロシャツを選ぶ

ビジネスシーンで着用することを考えると、デザインはシンプルなものがおすすめです。
無地でシンプルな色使いのポロシャツであることが基本となり、色は白・ネイビー・グレー・薄いブルーなどが候補になるでしょう。

また、黒も引き締まった印象を与えられることから、作りがスリムなビズポロと相性が良いカラーになっています。
シンプルなタイプのポロシャツを選ぶほど、すっきりと爽やかにまとめやすくなります。

台襟仕様のポロシャツを選ぶ

台襟とは襟の土台となる帯状パーツのことです。
この台襟が付いているとポロシャツのドレス度がアップします。

おすすめはカジュアルからビジネスまで幅広いシーンで活躍するボタンダウンのポロシャツです。
襟立ちがキレイなため、ビジネスシーンでもしっかりした印象を与えることができます。
さらに、ポロシャツにネクタイを合わせる着こなしもあり、タイドアップするとよりキチンとした雰囲気を演出できます。

ワイドカラータイプは台襟付きのデザインを選べばだらしない印象にならず、ビジネスでも活躍します。

ポロシャツ・ビズポロを選ぶときは襟のデザインだけではなく、台襟仕様かどうかにも注目してみてください。

オーバーサイズではなく、ジャストサイズのものを着用する

オーバーサイズのポロシャツはラフな印象になりがちです。
ビジネスシーンにはジャストサイズですっきりとしたシルエットの方がなじむでしょう。
ボトムスも同じくジャストサイズを選んで、スマートにまとめたいところです。

ニット素材・パイル地など見た目にも涼しいポロシャツを選ぶ

ポロシャツを選ぶときには素材や生地にも注目しましょう。

ニット素材やパイル地は見た目にも涼しく、着心地も快適です。
汗などが気になるときは、吸汗速乾性に優れた新素材のポロシャツやビズポロを選択肢に入れてみてください。

ボタンは全部止めもしくは一つ開けにする

前開きでもプルオーバーでも、ボタンは全部止めるか、一番上のボタンのみ開けて着ましょう。
それ以上開けてしまうとだらしない印象になってしまうため、ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルとしてポロシャツを着用する際は注意してください。

状況に合わせてタックインにする

ポロシャツは裾を出す「タックアウト」にすればラフな着こなしに、裾をズボンに入れる「タックイン」にすればスマートな着こなしになります。
来客のあるときはタックインするなど、状況に合わせて着方を変えられるのもポロシャツの良いところです。

ただし、ポロシャツの中には裾が短く、タックアウトして着ることを想定して作られているものもあります。
着用シーンのことを考えながら、サイズと併せて丈の長さも確認するようにしてください。

ポロシャツと合わせやすい夏向けのアイテムは?

ポロシャツはワイシャツよりもカジュアル感が出やすいため、合わせるアイテムは、シーンによって上手く使い分けることが大切です。

ここでは、ポロシャツと合わせやすい夏用アイテムの選び方を解説していきます。

ジャケットは涼しい見た目のものがおすすめ

仕事で取引先の人と会ったり、式典やパーティーなどイベントに参加したりするときには夏場でもジャケットが必要となることもあります。
そのため、ポロシャツに合う夏用のジャケットを準備しておくと便利でしょう。

ジャケットを選ぶときのポイントは、重く見えず清涼感があるものを選ぶということ。
コットンやリネン素材の薄手のジャケットであればポロシャツとの相性も良く、爽やかな印象に仕上げることができます。

チェックなどのインパクトのある柄は夏場には暑苦しく感じてしまうため避けた方が無難でしょう。
無地もしくはストライプで、色はネイビーやグレーといったビジネスシーンの定番カラーで揃えておくのがおすすめです。

ボトムスはビジネス感を大事に

オフィスで着ることを前提にポロシャツに合わせるなら、ビジネス感のあるチノパンかスラックスを選ぶのがおすすめです。
ポロシャツとの相性も良く、間違いのない組み合わせだと言えます。

チノパンはスラックスに比べるとややカジュアル感が強くなるので、すっきりしたシルエットのものを選びましょう。

チノパンよりももっとビジネス寄りのボトムスを選びたいときは、ウール素材のスラックスとのコーディネートを考えてみてください。
前開きタイプのビズポロをタックインにするスタイルにもよく合います。

ビジネスでは速乾性のあるインナーが必須

ポロシャツは素材によっては素肌に着ることもできますが、ビジネスシーンではインナーを着用するのがマナーです。
特に汗をかきやすい夏場は、速乾性のあるインナーを着ることでポロシャツに汗染みができるのを防ぎ、清潔に保つことができます。

また、ポロシャツの色によっては肌が透けてしまうこともあります。インナーはできるだけ着用するようにしましょう。
その際には、襟元からインナーが見えてしまわないようにVネックのものを選ぶことも大切なポイントです。

夏にぴったりなポロシャツ・ビズポロのおすすめコーディネート

最後に、夏のポロシャツ・ビズポロの具体的なコーディネート例をご紹介します。

ネイビービズポロシャツポロシャツ×グレースラックスコーデ

ネイビーのプルオーバータイプのビズポロに、グレースラックスを合わせた王道のコーディネート。
ビズポロは紺などの濃色を選ぶと汗ジミも気になりにくく、引き締まった印象になります。
タックインでシューズとベルトをレザーのものにすれば、カジュアルすぎずスマートな雰囲気にまとまります。

グレービズポロシャツ×ネイビーパンツコーデ

上記と、トップス&ボトムスの色を反転させたコーディネート。
トップスが明るい色の場合は膨張して見えやすいので、ジャストサイズを選ぶことが重要です。

台襟仕様のポロシャツは、前のボタンを開けても襟立ちがきれいなのでだらしなく見えません。

黒ビズポロシャツ×白パンツコーデ

黒のビズポロに爽やかな白パンツが映えるコーディネート。
タックアウトするとややカジュアルな印象になりますが、明るい色のパンツを濃い色のトップスとシューズで挟むことで引き締め効果を狙い、スマートな印象に仕上げています。

前開きビズポロシャツ×綿パンツコーデ

前開きのビズポロに綿パンツを合わせたビジカジコーディネート。
台襟仕様で、かつボタンダウンのシャツは襟立ちが美しく、「ビジカジ」にぴったりです。

ベルトもほどよくカジュアルなメッシュ編みのタイプを選びました。

白ビズポロシャツ×ネクタイスタイルコーデ

前開き&台襟仕様のビズポロなら、ネクタイスタイルも難なく決まります。

クールビススタイルには、涼しげでほどよくカジュアルなニットタイが最適。
ベルトやシューズも茶色で合わせば、全体に調和のとれたスマートスタイルの完成です。

ブルー系ビズポロシャツ×同色パンツコーデ

トップスとパンツを同じブルー系でまとめた1トーンコーディネート。
ネイビーよりも涼しげで爽やかな印象が、クールビズにぴったりです。

上下ともにジャストサイズを選ぶことで、シンプルな組み合わせでも「サマになる」好例です。

ネイビービズポロシャツ×スーツコーデ

ビズポロシャツをとことんスタイリッシュに合わせたスタイル。
全身をストイックに紺で統一し、小物にも同系色の青を効かせたコーディネートは都会的な印象です。

スーツとポロシャツを合わせるのは難しいと思われがちですが、全体の色数を抑えることですんなりと決まります。

ビズポロシャツ×ベストコーデ

柄入りのビズポロシャツを選び、ベストを合わせたビジカジコーディネート。
ベストを着るだけで、シャツ1枚のときよりもスマートでカッチリした印象になります。

ジャケットスタイルほど堅苦しくなく、冷房が効きすぎた室内などではベストが温度調節の役目も果たします。

夏に便利なORIHICAのビズポロと合わせやすいアイテム

ORIHICAのビズポロはビジネスはもちろん普段使いもしやすく、着心地にもこだわったものとなっています。
種類も豊富で、ビジネスシーンでは嬉しい形態安定加工や消臭機能を備えたものもあります。

ジャケット、パンツは夏に快適な高通気仕様のアイテムも取り扱っていますので、涼しいアイテムをお探しの方はチェックしてみてください。

ビズポロシャツ

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ORIHICAのビズポロシャツはプルオーバー・前開きの両方で展開されています。
デザインも幅広く、さまざまなカラーバリエーションから襟の形状があり、ビジネスからカジュアルまで活用可能なラインナップとなっています。

また、ポロシャツにも形態安定加工が施されていたり、消臭機能を持つものがあるので、ビジネスシーンにもよりぴったりです。

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ビズニットポロ

ニット生地のためストレッチ性が抜群です。
リラックスした着用感ですが、上質感とキチンと感があるため、ジャケットインナーとしてもドレッシーに着こなせます。
オフィスカジュアルにもおすすめのアイテムです。

ビズニットポロの一覧を見る

メンズビジネスジャケット(高通気)

夏にもジャケットを着用しなければならない方におすすめの通気性に優れたジャケットです。
多くが家庭用洗濯機で洗うことができるため、汗をかきやすい季節でも清潔に保つことができます。

メンズビジネスジャケット(高通気)の一覧を見る

パンツ・スラックス(高通気)

一般の生地に比べ通気性に優れたパンツです。
暑い夏も蒸れにくく、涼しくお召しいただけます。
多くが家庭用洗濯機で洗うことができるため、汗をかきやすい季節でも清潔に保つことができます。

パンツ・スラックス(高通気)の一覧を見る

夏のポロシャツコーデは素材や生地に注意しつつ、だらしなくならないように

夏のビジネスコーデはビズポロをワードローブに加えることで、コーディネートの幅をぐっと広げることができます。
夏場は汗もかきやすく、サイズの大きい方が風通しが良いと感じるかもしれませんが、きちんと夏に適した素材・生地のポロシャツであれば、スマートなシルエットを維持したまま、ビジネス感のあるコーディネートにすることも可能です。

特にクールビズ期間中はビズポロを上手に活用することを考えてみると良いでしょう。

ORIHICAのスタッフスナップでは、ビズポロを着用したコーデを多数紹介しています。
こちらを参考にしつつ、自分にあった着こなしを探してみてください。

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