メンズがおしゃれにカーディガンを着こなすには?男性向け季節別コーデとカーディガンの選び方
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メンズカーディガンは、どんなシーンにも対応できる万能アイテムです。
この記事では、初心者の方にも分かりやすく、シーン別のおすすめコーディネートから、着こなしのNG例、選び方のポイントまで詳しく解説します。
清潔感とおしゃれさを両立させるコツをマスターしましょう。
※本記事内で使用している写真はイメージであり、お取り扱いのないアイテムもございます。あらかじめご了承ください。
- カーディガンとセーター、ニットの違いは?
- メンズカーディガンを選ぶときのポイント
- カーディガンと合わせるインナーの選び方
- カーディガンの上手な着こなし方と注意点
- カーディガンが活躍する季節はいつ?
- メンズカーディガンの着こなし・コーディネート例
- ビジネスでもカジュアルでもスマートに着られるORIHICA(オリヒカ)のカーディガン&相性抜群のおすすめアイテム
カーディガンとセーター、ニットの違いは?
「ニット」とは、1本の糸を輪状に編み上げて作られた生地を指します。
英語の「knit」が「編む」という意味を持つように、この方法で作られたものはすべて「ニット」に分類されます。
そのため、シャツや帽子など、ニット生地で作られたアイテムはすべて「ニット」です。
一方、「セーター」はニット生地で作られた、頭からかぶるプルオーバータイプのトップスを指します。
昨今では、「セーター」を「ニット」と呼ぶことも増えてきています。
「カーディガン」は、前開きで羽織れるニット素材のトップスを指します。
ボタンやファスナータイプがあり、夏場の冷房対策に使えるような薄手で通気性の良い素材など、シーンや季節に合わせて選ぶことができます。
同じニット素材のトップスでも、セーターが冬場の防寒着として使われるプルオーバータイプであるのに対し、カーディガンは素材や作りによっては一年通して使えるもの、と理解しておくと良いでしょう。
メンズカーディガンを選ぶときのポイント
メンズカーディガンを上手にコーディネートに取り入れるには、いくつかのポイントがあります。
「色」「柄」「サイズ感」の3つの要素を意識してカーディガンを選ぶことで、さまざまなスタイルに合わせやすくなります。
これらの選び方のポイントについて、ご紹介していきます。
黒・白・ネイビーなど、落ち着きがある色を選ぶ
カーディガンの色選びに迷ったら、まずは黒・白・ネイビーのモノトーンカラーがおすすめです。
他の柄物や色味とも合わせやすく、ビジネスから休日スタイルまで幅広く対応できます。
知的で上品な印象を演出したい場合は、グレーやベージュなどの落ち着いた色味を取り入れると良いでしょう。
これらの色は信頼感や落ち着きを与え、周囲に好印象を与えます。
スーツのインナーとして着用する際は、スーツと同系色のものを選ぶと失敗しません。
カーディガンスタイルに慣れてきたら、差し色として鮮やかな色を合わせるのも良いですが、まずはモノトーンカラーから始めるのがおすすめです。
無地が基本!シンプルな柄のデザインならOK
派手な柄物は全体のバランスを損ねやすく、着こなしの難易度が高まります。
そのため、無地を基本とし、柄物を選ぶ際はワッフル地や編み込み模様のような控えめなデザインがおすすめです。
シンプルな柄は、他のアイテムと調和しやすく、清潔感を演出しながら、着こなし全体にまとまりを与えます。
ジャストサイズよりもやや大きめの方が抜け感アリ
カーディガンは羽織りものとして、体にぴったりしすぎず、ややゆとりを持たせたサイズ感がトレンドです。
肩が自然に落ちるドロップショルダーや、身幅に余裕のあるリラックスフィットを選ぶと、こなれた印象になります。
ただし、サイズが大きすぎるとシルエットが崩れてだらしなく見えるため、袖丈や着丈のバランスには注意が必要です。
理想的なのは、手首が半分ほど隠れ、着丈はヒップの中間あたりです。
カーディガンと合わせるインナーの選び方
春夏スタイル
明るく軽やかな印象にしたい春夏には、通気性の良い白Tシャツが定番です。
薄手のカーディガンと合わせることで、清潔感と爽やかさを演出できます。
よりきれいめなコーディネートには、オックスフォードシャツやバンドカラーシャツを合わせるとスマートにまとまります。
秋冬スタイル
防寒が重視される秋冬には、保温性の高いタートルネックが人気です。
黒やグレーなどの落ち着いた色味を選ぶと、重ね着しても着膨れせず、大人っぽい雰囲気を醸し出せます。
季節の変わり目・肌寒い日
季節の変わり目や少し肌寒い日には、モックネックやロンTがおすすめです。
カーディガンが主役になりすぎず、バランスの取れた着こなしが可能です。
素材感と試着の重要性
インナーの素材感(ウール、コットン、化繊混紡など)や厚みは、カーディガンを羽織った際のシルエットに影響を与えます。
試着時には実際に重ね着して、シルエットや着心地を確認することをおすすめします。
カーディガンの上手な着こなし方と注意点
シンプルなアイテムだからこそ、着こなし方で差がつきます。
カーディガンを使ったコーディネートで清潔感やスマートさを引き出すためのポイントをご紹介します。
ボタンの留め方はシーンに合わせて
カーディガンのボタンの留め方で印象は大きく変わります。
ビジネス・フォーマルなシーン
ボタンはすべてしっかり留めることで、きちんと感を演出できます。
カジュアルな休日
ボタンをすべて開けるか、上から1~2個だけ留めて「抜け感」を出すのがおすすめです。
着方の注意点
ボタンをすべて留める際は、前身頃が背中側に引っ張られないように、袖をしっかり通して肩を合わせるように着用しましょう。
色のトーンを合わせる
カーディガンはベーシックなモノトーンカラーがおすすめですが、色のトーンを合わせるとおしゃれにまとまります。
例えば、ネイビーのカーディガンには、白やグレーのインナーを合わせると清潔感のあるバランスになります。
鮮やかなカーディガンに派手なTシャツを合わせるなど、色同士が喧嘩する組み合わせはNGです。
視覚的にうるさく見え、カーディガンの良さが引き出せません。
普段からシワや毛玉のケアを心掛ける
カーディガンにシワや毛玉があると、清潔感が失われ、だらしない印象を与えてしまいます。
このような状態では、どんなにコーディネートを工夫してもくたびれて見えてしまうため、日頃からのお手入れが重要です。
毛玉取りでのケアや、おしゃれ着用洗剤で優しく洗うなど、メンテナンスを心がけましょう。
特に柔らかい素材のカーディガンは型崩れしやすいため、着用後は軽くブラッシングし、ハンガーではなく畳んで保管することをおすすめします。
カーディガンが活躍する季節はいつ?
カーディガンは、素材やデザインを選ぶことで、春、夏、秋、冬と一年を通して活躍する万能アイテムです。
春先には、コットンやリネンなどの薄手のカーディガンが、朝晩の気温差に対応するのに最適です。
夏場は、冷房の効いたオフィスや電車内で過ごす際に、通気性の良いカーディガンを一枚羽織るだけで快適さが保てます。
秋には、ウールやアクリルなど、やや厚みのある素材が活躍します。
シャツやカットソーの上に軽く羽織るだけで、季節感のあるコーディネートが完成します。
冬には、防寒性を高めるインナーとして、またダウンやチェスターコートの中にレイヤードするスタイルも人気です。
メンズカーディガンの着こなし・コーディネート例
これまでに解説した内容を踏まえ、具体的なコーディネート例を見ていきましょう。
普段使いからビジネスシーンまで、オフィスカジュアルやビジネスカジュアルに取り入れたい方も参考にしていただけるよう、幅広くご紹介します。
ベーシックカラーを用いた基本コーデ
まずはどのようなシーンでも使いやすい、ベーシックカラーを中心とした基本的なコーディネートを紹介します。
シンプルなモノトーンスタイル
カーディガンはジャストサイズよりもやや大きめのサイズを選ぶとバランスが取りやすいため、ボトムスにはスリムなものを選ぶと全体的にまとまりのあるコーディネートになります。
トップスは白のTシャツにグレーのカーディガンを重ね着しています。
カーディガンが持つ柔らかな素材感がリラックスした印象を与えます。
ボトムスは黒のパンツを合わせて、全体をシャープに引き締めています。
足元にはグレーのスニーカーを合わせ、抜け感をプラスしています。
ブルー系でまとめた、清潔感のあるコーデ
落ち着いた色味のネイビーカーディガンをメインにしたコーデです。
インナーにはライトグレーのTシャツを合わせており、色のコントラストが軽やかな印象を与えてくれます。
ボトムスはカーディガンとトーンを合わせたブルー系のパンツを着用しています。
トップスとボトムスの色を合わせることで統一感が生まれます。
見た目も涼しげで、夏の冷房対策もばっちりです。
ビジネスシーン向けきっちりコーデ
カーディガンはカジュアル寄りのアイテムになるため、ビジネスシーンに取り入れるのであれば、インナーを襟付きのシャツにするなどして、ビジネス向けのコーディネートに寄せていきましょう。
襟付きシャツに合わせたコーデ
襟付きシャツ、スラックスにカーディガンを合わせたビジネスシーンで使えるコーデです。
ブルーのカーディガンがクリーンな雰囲気を作り出しており、上品な印象を与えてくれます。
グレーカーディガンコーデ
グレーのカーディガンと、黒のバンドカラーシャツを合わせたオフィスカジュアルコーデです。
ボトムスもトップスと同じ濃色で合わせることで、一体感を持たせています。
靴はダークブラウンのタッセルローファーを合わせています。
黒とブラウンは相性が良く、足元に柔らかさと上品さを加えています。
シンプルながらも洗練された大人のスタイルと言えるでしょう。
ジャケット風カーディガンコーデ
襟を備えたカーディガンはキチンと感があり、オフィスカジュアルスタイルにぴったりです。
ネイビーと水色を基調とした落ち着いた雰囲気のコーデで、知的な洗練された印象を与えます。
スニーカーを取り入れることで、抜け感を出しています。
ビジネスからカジュアルまで幅広く活躍するスタイルです。
しっかり防寒!秋冬向け寒さ対策コーデ
秋や冬では防寒着としての活用も多くなるため、アウターとして着るアイテムとのバランスや見た目の暖かさなどに注意しておきたいところです。
スタンドカラーカーディガンコーデ
スタンドカラータイプのカーディガンは首元まで防寒対策が出来るため、秋冬の季節におすすめです。
カジュアルなカーディガンと、きれいめなスラックスやローファーを組み合わせることで、リラックス感とキチンと感を両立させています。
冬のレイヤードスタイル
グレーのチェスターコートを使った、冬のレイヤードスタイルです。
ダークトーンのアイテムを重ね着することで、深みのある大人っぽい雰囲気を出しています。
コートの下には、濃いブルーカーディガンを着用し、モノトーンの中に鮮やかな色を差し込んでいます。
色数を抑えつつも、複数のアイテムを重ね着することで奥行きを出しているのが特徴です。
ビジネスでもカジュアルでもスマートに着られるORIHICA(オリヒカ)のカーディガン&相性抜群のおすすめアイテム
ORIHICA(オリヒカ)ではビジネスでもカジュアルでもきちんと感が出せるアイテムを豊富に取り揃えています。
メンズカーディガン
ORIHICAでは、メンズのカーディガンを取り扱っています。
シンプルなデザインのため、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで着用可能です。
ビズニット(BIZ KNIT)
ニット生地のためストレッチ性が抜群です。
春夏はTシャツ、ポロシャツ、秋冬はセーターを中心としたラインナップを展開しています。
リラックスした着用感ですが、上質感とキチンと感があるため、ジャケットインナーとしてもドレッシーに着こなせます。
オフィスカジュアルにもおすすめのアイテムです。
ビジカジシャツ
ワイシャツよりもカジュアル感があり、リラックスしたシルエットでありながらも整った印象を与えるビジネス・カジュアル両方で使いやすいシャツです。
ジャケットの中に着るのはもちろん、夏場のクールビズなどはカットソーの上に一枚羽織るためのシャツとして使うこともできます。
また、一部シャツには形態安定加工が施されており、手入れがしやすいものもあります。
ジャケットを着る機会が多い人であれば、このようなビジカジシャツを選ぶのが良いでしょう。
パンツ・スラックス
ORIHICAで展開しているパンツ・スラックスは、ビジネスからビジネスカジュアルまで幅広い用途で使用することができます。
ストレッチの効いた機能性に優れたものから、インポート生地を使用した高級感あるアイテムまで幅広いラインナップを取り揃えています。
まとめ
カーディガンはメンズコーデに取り入れやすいアイテムです。
色選び、サイズ感、インナーとの合わせ方といったポイントを押さえることで、シンプルながら洗練された印象を与えられます。
ただし、ちぐはぐな色遣いや誤ったサイズ感は、一気に印象を損ねてしまう可能性があります。
そのため、インナーやボトムスとのバランスを意識すると良いでしょう。
ORIHICAでは、スタッフがカーディガンを使った着こなしを提案しています。
コーディネートに悩んだ際は、ぜひ参考にしてみてください。
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