結婚式でウイリアム王子は、最もフォーマルであるとされる、自身が所属する空軍のユニフォームを着るのではないかと言われています。そして次のレセプションでは、伝統にのっとりスーツに着替えるはずです。

招待客のドレスコードはモーニングコート、もしくはラウンジスーツ着用となっています。

ここで少しブリティッシュのスーツスタイルについて説明しましょう。

英国紳士の着こなしではカラーコーディネーションが大切です。これはランクにより色が変わる、ミリタリーの伝統に影響を受けています。

基本のカラーは、ダークスーツと呼ばれるブラック、ネイビー、ダークグレイ、ライトグレイ。そして、あわせるネクタイの色はスーツよりライトなトーンを選びます。

シャツはネクタイより明るい色であるべきですが、ブライトな反対色ではなく、一体感があり全体としてなじむことが大切。ネクタイの柄もトラディショナルなものがブリティッシュ・ジェントルマンの着こなしです。また、ネクタイの柄にシャツに使われている色が使われていれば、よりこなれた印象になります。

英国では何世紀にもわたる、スーツを身につけるカルチャー。時代の流れにより素材やラインに多少の変化はあっても、色づかいやコーディネートのエッセンスは変わることはありません。

ORIHICAの製品は自信を持ってトレンドを迎える準備ができています。スーツをつくるならその発祥の地であるロンドン、イギリスを中心とした歴史や文化を踏まえた上で、エッセンスを取り入れ、独自にアレンジしたものをつくり続けてきているからです。

チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式での衣装はトラディショナルなものでした。でも若きウイリアム王子は、英国紳士の伝統は踏まえながら、モダンなアレンジをしてくれるかもしれません。

ロイヤルウエディングから始まる、新しいトレンドがどんなスタイルになるか注目に値します。

4月29日にウエストミンスター寺院で行われるウエディングをお楽しみに！