出張に行く人必見! シワになりにくいスーツやワイシャツの選び方

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出張先で大事な商談がある時など、スーツやワイシャツのシワが目立ってしまうことは避けたいものです。何着も服を持って行くわけには行かないからこそ頭を悩ませることになる出張時の“シワ問題”。
今回はシワを防ぐためのたたみ方と、シワを直すための方法についてご紹介します。

そもそもスーツやワイシャツがシワになってしまうのはなぜ?

スーツやワイシャツの生地は、何度も繰り返し折り曲げられる、または長時間折り曲げられ続けるとだんだん生地が引っ張られて伸びてしまったり、折れた状態の形状が"クセ"として残ってしまうことがあります。シワとは、この「伸び」や「折れ」といった生地へのダメージが表面化してしまった状態のことです。

スーツやワイシャツがシワになる主な原因は、肘や膝などの関節部に多い繰り返しの折り曲げによる着用シワか、タンスやバッグに入れたりする際につく長時間の折り曲げによる折りたたみシワです。ただし、生地の種類や繊維の種類によって、シワがつきやすいものとそうでないものがあります。

シワになってしまったスーツやワイシャツを着用するとどのように思われる?

若干の着用シワ程度であればそれほど神経質になる必要はありませんが、くっきりとついたシワは悪い意味で目立ってしまいます。それがビジネスシーンで着用するスーツやワイシャツであればなおのこと印象は良くありません。シワだらけの服装に対するイメージは、だらしない、清潔感がないといったところで、相手によっては信頼感に欠けるとも思われかねません。

そのため、そもそもシワがつかないようなスーツやワイシャツを購入する、シワがついてしまったらすぐに対処をするといった対策が必要です。

シワになりにくいスーツの素材とは?


リネン(麻)とコットン(綿)は春夏のスーツによく使われ吸水性や通気性に優れた素材ですが、一方でシワになりやすい欠点があります。これらに比べるとスーツの代表的な素材であるウール(羊毛)は比較的シワになりにくいと言えます。

ウール系素材の中でもポリエステル混、ナイロン混はシワになりにくい素材です。出張に行く時にはこれらの素材のスーツを選ぶようにしてみてはどうでしょうか。

さらに近年では、防シワ性の非常に優れた機能ポリエステルを使用したスーツも多く見受けられます。出張の多い人には最適なスーツとも言えるでしょう。

シワになりにくいワイシャツの素材とは?

コットン(綿)はワイシャツの生地として最もポピュラーな素材ですが、シワになりやすいという欠点があります。リネン(麻)はさらにシワになりやすく、縮みやすい素材です。

これに対し、シワになりにくい素材と言えるのがポリエステルです。ただ、ポリエステルは汗を吸いにくく通気性にやや難があるという短所もあります。そこで最近では綿とポリエステルをブレンドした繊維や、シワになりにくい加工を施した形態安定シャツなどが人気を集めています。

シワになりにくいたたみ方 ~スーツ編~

出張に行く際には、シワになりにくいスーツのたたみ方を知っておくと役立ちます。スーツ専用のガーメントバッグを利用するのも便利ですが、スーツケースだけで移動したいといった場合は、次のような方法でたたむようにすると良いでしょう。

(1)ジャケットの背中側を縦半分にたたんで片方の肩を裏返す

ジャケットの背中の肩と肩を合わせるようにして、縦半分にたたみます。合わせた肩の一方を、もう一方の肩部分に被せるようにして裏返します。衿は左右揃えて伸ばしておきましょう。

(2)たたんだジャケットを腕にかけてふわりと二つ折り

ジャケットを腕にかけて、今度は横半分にたたみます。きちんとではなく、ふわりとたたむのがコツ。

(3)パンツは三つ折りにしてジャケットに挟む

パンツは横に三つ折りにして、ジャケットの間に挟んでおくのがおすすめ。適度なクッションになってシワになりにくい状態を保つことができます。

シワになりにくいたたみ方 ~ワイシャツ編~


次に、シワになりにくいワイシャツのたたみ方を見ていきましょう。

(1)背中側を上にして広げて両袖と袖口をたたむ

ボタンを止めたワイシャツを、背中側を上にして広げて置きます。それから両袖を内側にたたみ、さらに両袖口も折り返します。

(2)身頃をちょうど良い幅にたたむ

シャツがもう少しスリムになるよう縦にたたみます。収納する際のちょうど良い幅を考えて肩から裾を結ぶラインを決め、内側に折ります。左右が均等な幅になるよう注意しましょう。

(3)裾を余らせて横に折りたたむ

シャツを横に二つ折りにします。真ん中ではなく、裾が10cmほど余るようにしてたたみましょう。

(4)裾を両腕の中に入れる

余らせておいた裾部分は、先にたたんだ両腕の内側に折りたたんで入れます。あとはシワやたるみを伸ばして、表に返せば完成です。

シワがついてしまったらどうする? 上手なシワの直し方


上記の方法でスーツをたたんでスーツケースに入れて持ち運び、出張先のホテルに着いたら、すぐにスーツを取り出してハンガーにかけておくようにしましょう。シワを作らないためにはたたんでおく時間をなるべく減らすことが大切です。

仕事で着用してできてしまったシワを直すには、ホテルのバスルームを利用する方法が効果的です。やり方は、まずシャワーから熱いお湯を出して10分程度放置してバスルームに湯気を充満させておきます。次にスーツのジャケットとパンツをハンガーにかけ、バスタブの上のシャワーカーテン用ポールに吊るしておきます。バスルームの扉はきちんと閉め、そのまま一晩置いておけば、翌朝にはシワが軽減されているでしょう。

また、パンツは写真のように裾部分を上にして干すと、パンツ自体の重さでシワを伸ばしてくれるので、より効果的です。

もっと早くシワを伸ばしたい時には、お湯に浸したタオルをしっかりと絞って、シワになった部分に当てるのも効果があります。

スーツやワイシャツのシワを防ぐ便利グッズは?

新幹線などに乗っている時に役立つのが携帯用ハンガーです。コンパクトに折りたためるハンガーがあれば、適宜スーツを脱いでハンガーにかけておくことが可能です。ほかに、ホテルでシワを直す時はハンディーアイロン&スチーマーを使うのも便利です。シワ取りスプレーも最近は良いものが出ています。消臭を兼ねている商品もあるので1本持ち歩くと重宝するでしょう。

出張時のシワ対策には上記のようなものがあります。また、最初からできるだけシワがつきにくい素材や作りのスーツやワイシャツを選んでおけば、シワ対策に費やす労力をぐっと減らすことができます。スーツやワイシャツを購入する際は、シワになりにくいものであるかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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