根岸 友喜
株式会社ゲームプランFounder & CEO
1976年埼玉県生まれ。成蹊大学卒。JTBに入社しセールス&マーケティングを担当。ジョンソン・エンド・ジョンソン、楽天野球団を経て、パシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)代表取締役CEOに就任。スポーツビジネス(主にプロ野球界)において、ファン拡大やメディア配信、海外展開などのプロジェクトを主導。起業家として株式会社ゲームプランを創業し、スポーツビジネスのコンサルティングやエージェンシー機能を担う。自身のミッションは、社会と他人の役に立つこと。
スポーツを通して伝えたい
感情の先にある人間らしさ
「複数の会社組織と契約をして、スポーツビジネスに関するコンサルティングやアドバイザー、ハンズオンでの支援を行っています。時間は自己裁量で使えますので、曜日や朝晩に関わらずオンだったりオフだったりします。大宮生まれで埼玉に愛があるので、埼玉で起業しました。普段はオフィスへはあまり行かず、自宅で仕事をするか、東京にいることが多いです。中学から大学までバスケをしていて、もともとスポーツフレンドリーでした。
大学卒業後、JTBへ入社。旅行会社ですがスポーツ関連の仕事に関わっていました。その後、外資系企業に転職したものの、やはり自分に興味があることを仕事にした方がいいとわかり、もっとスポーツにフォーカスしたくて、楽天野球団へ転職。選手の横にいてチームを強化するというよりも、チケットをいかに売ってお金を稼ぎ、ファンを増やすという仕事や、広報、プロモーションなどを担当し、6年くらい関わりました。プロ野球全体をもっと面白くするというスケールがあるリーグビジネスを元々やりたかったので、タイミングがきてPLMに転職しました。
雇われ社長を7年務めさせていただいて、その長所短所を理解できたので、次は自らオーナーとなって会社を経営してみたかった。90歳まで元気だとすると、60歳定年としてもそこからの人生があと30年あるのは長すぎます。起業したきっかけは、仕事の引退時期は自分で決めたいという思いからです。いまは、野球の仕事は全体の1割ぐらい。日本のスポーツビジネスをどうしたら大きくしていけるかということを軸にしています。
社会とひとに役に立つことをするのが、僕の使命。僕の強みであるスポーツを通じて達成できれば、それがハッピーかなと思っています。自分の好きなことができているというのは、やはり幸せですね。これまでのキャリアを振り返ると、過去の蓄積で今を生きています。とくにひと付き合いにおいて、自分にとって常に刺激的な方々が周囲にいることで、よい影響を受けていると考えます。
スポーツのいいところは、やるのも観るのも支えるのも、どれも感情に訴えかけることだと思います。社会に対して自分のバリューを出すというよりも、自分の好きなスポーツを通じて、人々の感情や、それぞれの人間らしい人生や生き様に、なにか影響があるような仕事に携わっていたいです」。
自分の時間は自分で作るもの
忙しいと感じないマインド
「ビジネスとオフの日の境界線はあまりなく、ビジネス予定がなければ、週末の日中は極力オフにしています。毎日の中で、瞬間的には切り替えていますが(とくにオンの時はオンに集中)、24時間や1年の単位で見ると切り替えないようにしています。そもそも、自分の時間を忙しいと思わないので、ストレスに感じません。
海外へ行くたびに日本の漢字っていいなと気づくのですが、“忙しい”とは“心を亡くす”と漢字で書きますよね。それってすごく最悪なことだなと…。忙しいの定義は人によって違うという前提で、基本的に自分の時間は自分でコントロールできることが多いはずだと感じていて。忙しいって感じた瞬間に、自分ではない何かに支配された時間になるから、極力、自分の時間は自分でコントロールしたいです。
1日24時間で、睡眠や生理的な時間に9時間くらい持っていかれるとして、働くのが9時間だとすると、6時間ほど可処分時間がある。東京から博多まで、飛行機ならハワイの手前くらいまで行ける、わりと贅沢な時間。そう考えると少なくとも6時間は生み出そうと思えばできるし、僕は自分の時間をもっと増やして、コントロールしていい状態でいたい。自分の価値観でどうやって死にたいかみたいな理想があるから、“忙しい”って言うのって、やっぱりカッコ悪いなと思ってしまう。できればカッコよく生きたいです」。
嫌いから好きに変わった
ゴルフとの出会い
「読書や旅行、NBA観戦が趣味ですが、子どもたちとの時間を大切にしています。でもいま夢中なのはゴルフです。ゴルフを始めたきっかけは、25年前に当時の会社の先輩に誘われたのですが、正直ゴルフが嫌いでした(笑)。時間とお金の無駄使いと思っていましたから。
その後、20数年間で10数回しかラウンドせず、間違いなくゴルフを避けていました。約2年前にLAで全米オープンがあり、アフタートーナメントにラウンドするという貴重なお誘いがあったのに、とても気が重くて…。パー3が290ヤードもあって試練で、当時はゴルフウェアすら楽しむ余裕もなかった。いま思えば、行きたくても簡単にラウンドできない、プライベートな名門コースでの贅沢なゴルフだった。
その後、日本でもビジネス関係でもゴルフが増えていって、それがいかに貴重な経験だったかということに気が付き、ようやく決心して“ゴルフを好きになるんだ!”と一念発起し、追い込むかのように10回ラウンドを詰め込みました(笑)。いまでは友人でありビジネス仲間でもある方々と、週1-2回ほどラウンドへ。気が付いたらゴルフの仕事へとつながっていったので、人生って面白いなと感じます。
ゴルフとは、人生そのもの。ゴルフを通じて得たものが、仕事にもすべて活かされると思っています。とくに、長期・短期のゴール設定の重要性や、物事がうまくいかない時の対処方法など。ゴルフを好きになってよかったです」。
ゴルフのメンタルはウェアを
決めるルーティンから
「自分が購入するゴルフウェアのほとんどは、ゴルフだけではなく、オンオフにも使えるものが多いです。ゴルフウェアとしてだけにお金を出したくなくて。スポーツブランドのゴルフウェアというカテゴリーではなく、もっと気軽にビジネスとスポーツ両方に着こなせるユースフルなウェアがあれば、コスパもよいし、アパレル市場として伸びる気がしています。シンプルでミニマム、マークがないのが僕にとっては理想で、ウォッシャブルというのも選ぶ基準のひとつです。
つい最近も冬用にパンツを3本買ったばかりで。それもゴルフ、ビジネス、オフの3シーンに使えるという基準で選びました。素材、形も大事ですが、とくにパンツはジャケットと違って脱いだりすることはないので、最初に着てみて動きやすい!と感じるか、着心地の直感を大事にしています。BIZSPOのパンツは、第一印象とても軽い。伸縮性がすごくあるので、ゴルフの動きにも歩いたりするのにも、すごく合う気がしますね。
ちょっといいカジュアルなレストランにも行けるデザインだから、いいワードローブになってくれそう。ギミックとして、ポケットが二重なのはいいですね。小さい方にマーカーなど小物を入れるのに便利。ベルトも、ゴルフ、ビジネス両方使えて合わせやすいメッシュベルトを愛用していますが、このベルトは3,990円と伺って驚きました!もっと早く知りたかったです(笑)。シューズのカラーに合わせて、ベルトも素材などでコーディネートを楽しみたい。パンツは18,000円くらいに見えますが、この素材やクオリティで8,000円ほど!?色違いで揃えるのにもいいですね。
僕は練習もしないし、ギアやメカニック、スキルよりも、ファッションやコーディネートの色使いを楽しんで、メンタルを整え、マネジメントする方が好きなゴルファーです。アイテムが気に入ったら、ほぼ色違いで買い揃えるので、プライスとカラバリも重視します。ゴルフの予定があると、天気予報を観てから、2日前からコーディネートを決めます。ゴルフでも仕事でも、服を考える時間がすごく好き。服を決めておくというルーティンでメンタルが整い、早朝からすごく気分よくスタートできる。だから僕にとって、自分らしくいられるファッションは重要です」。
人生を楽しみたいなら
自分をまず好きになること
「社会と他人の役に立つミッションを念頭に、常に自分の可能性は、自分で決めたいです。それが自分にとっての挑戦かもしれません。とにかく自分を信じること。まず自分を好きになることこそが、ボーダーレスに人生を楽しむことにつながると思っています。
日本の社会にいると窮屈に見えるときがあるので、みんなもっと解放された方がいいなと感じることも。自己肯定感を高め、単純に自分をもっと好きになるべきだし、自分の過去やってきたことは、後悔する必要はない。自分はどうしたいのかを明確にして、自分のことを信頼して進めば、もっと社会全体も面白くなるのではないかなと思います。仕事もファッションもゴルフ服も、自由に自分の好きなように思う存分楽しむと、人生はより豊かに鮮やかになるのでは?」。