骨格ストレートに似合う服は?特徴と骨格の診断方法、季節別おすすめコーデを紹介
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体型の特徴からタイプ別に振り分ける診断があり、その中で骨格ストレートという分類に適した場合にはどのような服が似合うのでしょうか?
骨格ストレートの特徴に加えて、骨格を活かすコーディネート・アイテムを紹介します。
- 骨格診断とは?骨格タイプの種類
- 骨格ストレートとは?体型の主な特徴
- 骨格ストレートに似合うのはどんな服?
- 骨格ストレートの人にNGとなりがちな服
- 季節ごと骨格ストレート向けコーデ例
- 骨格ストレートの人にも似合うORIHICA(オリヒカ)のレディースアイテム
骨格診断とは?骨格タイプの種類
「骨格診断」とは、肌の質感や脂肪・筋肉のつき方から、いくつかのタイプに分類する診断のことです。
「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3種類に振り分ける基本的な診断のほか、より細分化した「7タイプ骨格診断」もしくは「9タイプ骨格診断」も存在します。
診断方法は色々とありますが、基本の3タイプのうち、自分の骨格がどのタイプに属するのかを理解しておくと似合う服装やデザインを見つけるときの目安にすることができます。
今回はそのうち「骨格ストレート」タイプについて、特徴や似合う服・似合わない服とはどのようなものかをお伝えしていきます。
骨格ストレートとは?体型の主な特徴
骨格診断より、「骨格ストレート」に属するのは全体的にメリハリのある体型の方になります。
他の骨格タイプに比べて筋肉や脂肪がつきやすく、それでいてひざ下からは細かったりと、欧米人のスタイルに似通っています。
では、骨格ストレートかどうかをどのような特徴から判断できるのか、詳しく見ていきましょう。
上半身にボリュームがあり、立体的なヒップラインになる
脂肪や筋肉がつきやすい骨格ストレートタイプは、上半身にボリュームがつきやすいとされています。
またヒップラインも立体的になり、メリハリのあるグラマラスな体型になりやすいです。
細身であっても華奢な印象ではなく、健康的・スポーティな印象を与えやすいです。
関節や骨が目立ちにくく、肌にハリがある
上述したようにボリュームのある体型であることから、鎖骨などの骨や関節部分が目立ちにくいです。
加えて、肌にもハリがあり、弾力のある質感になります。
こうした点も健康的な印象を与える要因になっているのだと思われます。
バストや腰、ひざの皿が高い位置にある
胸や腰の位置が高く、脂肪や筋肉がつきやすいこともあって胸周りは鳩胸気味になります。
また、ひざの皿も高い位置にあるため、パーツごとでスマートに見えるといった特徴もあります。
上半身に重心が寄る要因でもありますが、腕や足の出る部分は細くなっているため、全体のバランス感を整える必要があります。
首は短く、手のひらや足は小さめ
骨格ストレートタイプの人は首が短めで、手のひらや足は小さめです。
また関節や骨が目立ちにくいことから、手足は小さいながらもなめらかなラインになります。
手首やひざ下が細く、手のひらや足も小さいことがコンプレックスだからと、腕周りなどにボリュームをつけようとするとかえって太って見えてしまうので、注意が必要です。
骨格ストレートに似合うのはどんな服?
骨格ストレートの人が服装を選ぶ際、Iラインを意識してコーディネートしていくと良いでしょう。
具体的にどのようなアイテムが似合う服なのか、骨格ストレートの人向けのアイテム選びとして、ポイントをお伝えしてきます。
シンプルなデザインがぴったりで、大きな柄も合う
骨格ストレートの人は控えめでシンプルなデザインの服が似合います。
フリルやレースなどの装飾は、意識していない箇所にボリュームが出てしまい、全体的にアンバランスになってしまうこともあるため、あまりおすすめできません。
また、柄についても太い線のストライプや大きな花柄などインパクトのあるものが体型との相性が良いです。
柄のあるデザインを選ぶときは、生地の色とコントラストがはっきりしている柄を選ぶようにしましょう。
タイトな作りのスカートやパンツだとラインが綺麗に見える
ひざ下からが細く綺麗なラインであることを活かして、ボトムスを選ぶときは、タイトスカートやフルレングスのストレートパンツなどを選ぶと上半身とのバランスが取りやすいです。
丈の長さもひざが隠れるくらいのものが良いですが、パンツの場合はクロップド丈も細い足首を強調できておすすめです。
ただ、スキニータイプまでタイトなものにしてしまうと、厚めの上半身に対して極端に細い下半身というバランスになってしまうので、細さを強調するのではなく、上半身とのバランス感を意識したうえでタイトなものを選ぶことを意識してください。
大きすぎず小さすぎずのジャストサイズで選ぶ
サイズについてはジャストサイズをきちんと選んでいくと、全体的なシルエットもすっきり見えておすすめです。
メリハリのはっきりとしたボディラインであるため、変に大きめのサイズ・小さめのサイズだとバランスが崩れてしまいます。
また、腰の位置も高いため、ハイウエストのボトムスよりも丁度腰に来るジャストウエストのボトムスを選びましょう。
骨格ストレートの人にNGとなりがちな服
先述した通りにデザインがシンプルで、スマートになるような服装が骨格ストレートには似合う服になりますが、それを意識しても何か違和感が出てしまうアイテムもあります。
アイテムの組み合わせによってはコーディネートとして成立するものもありますが、合わせ方が難しいこともあるため、なるべく避けた方が良いアイテムについて、いくつか紹介しておきます。
チュニックやビッグシルエットのパーカー・シャツ
厚みのある上半身を隠すために、チュニックなどふんわりとしたボリューム感のあるトップスや、カジュアルではビッグシルエットのシャツ・パーカーを用いるのは逆効果です。
デザインの面でも、骨格ストレートの体型にはシックな雰囲気の方が似合うため、カジュアル・フェミニンに寄りすぎないものがおすすめです。
フォーマル・ビジネスコーデの際はパリっとしたコーデになりやすいため、意識することはあまり無いと思いますが、カジュアルコーデの際は大きなシルエットにならないよう、アイテムを選ぶようにしてください。
下半身にボリュームが出過ぎるボトムス
バランスを取るために下半身にボリュームをつけるのは良いですが、ワイドパンツなど大きめシルエットのアイテムを用いる際は要注意です。
上半身のボリュームを抑えても、全体的な印象では太って見えることがあり、合わせる際は全体のバランスを見て調整するようにしてください。
フレアスカートなど裾が広がったスカートも同様に、サイズ感・デザインを誤ると太って見えがちです。
もし合わせる場合は装飾が少ないもの・シルエットがまっすぐなもので、ジャストサイズのもので合わせるように意識しましょう。
首元が詰まった作り・デザインのトップス
首が比較的短めであるため、タートルネックやブラウスのボタンを上までしっかり留めると、あまりしっくり来ないコーデになりやすいです。
ブラウスを着るときはボタンをひとつ開けたり、ノーカラーのものがおすすめです。
Vネックやスクエアなどある程度首元が開いたデザインが骨格ストレートには似合うアイテムになりますが、開きすぎないようにサイズ感は試着して確かめるようにしてください。
季節ごと骨格ストレート向けコーデ例
ここまで似合う服・似合わない服それぞれについて解説してきましたが、アイテムの合わせ方によっては似合うはずだった服でもバランスが悪いと感じてしまうこともあります。
全身のトータルコーディネートでバランスを見るのが重要なため、いくつか例を知っておくと便利でしょう。
そこからインナーを変えたりパンツからスカートに変えたりすることで、コーディネートの幅を広げられます。
季節ごとに使いやすいコーデを例として紹介していきますので、参考にしてみてください。
春や初秋に使いやすいジャケットコーデ
黒のセットアップに、ネイビーのブラウスを合わせたスーツコーデになります。
ビジネスシーンはもちろん、フォーマルシーンにもぴったりです。
ストレートのパンツにダブルのジャケットを合わせることで、全体的なボリュームもほどよいバランスに。
スタンドカラーのブラウスはボタンを留めず、首元にゆとりを持たせることですっきりとした印象にできます。
こちらはタイトスカートを合わせたコーディネートになります。
ジャケットとスカートをブルーグレーで統一し、見えるインナーも同系色の薄いグレーで色調にメリハリをつけています。
ひざ丈のタイトスカートに多少ヒールのあるパンプス等を合わせることで、スマートな足元を演出できます。
全体のバランスを整えやすいロングジレコーデ
ロングジレは上半身から腰までのバランスを調整してくれるほか、厚みのある胸元を上手に活かして、コーデにメリハリをつけてくれる便利なアイテムです。
コーデが重くなりすぎないよう、クロップド丈のパンツで足首を見せたりすると、よりおしゃれな印象に仕上げられます。
スカートスタイルでも統一感を持たせる要素として活躍します。
多少広がりのあるスカートと合わせると、ふんわりとしつつもメリハリのある印象になります。
差し色として別色のジレを用いるよりも、全体的なカラーを整えるためにボトムスと同じ色のジレを合わせるのが効果的でしょう。
夏にぴったりの涼しげな半袖ブラウスコーデ
暑い夏場はカットソーやブラウスのみになることが多いと思いますが、ボトムスに少しワイドなシルエットのパンツを合わせたりすると涼しげな印象になります。
シンプルなデザインが似合う骨格ストレートの人であれば、モノトーンもより上手に着こなすことができるでしょう。
また、柄物のブラウスを用いてもおしゃれなコーディネートに仕上げられます。
レースのついたブラウスを合わせるときは、こちらのコーデのように主張が激しすぎず、引き締め効果のある暗色系がおすすめです。
秋・冬にベストなロングコートコーデ
寒い季節において、骨格ストレートの人向けのアウターとしてはロングコートがおすすめです。
ウールなどある程度素材自体に厚みがあって上質に見えるものがより似合います。
スカートを履くときはコートから裾がはみ出さないよう、コートの長さとスカートの長さに注意しましょう。
コートの丈の目安としては、スカートと同様にひざ下くらいの長さがジャストサイズです。
腰まであるミドルコートも骨格ストレートの人には合うアウターです。
ショート丈となると、上半身にボリュームがつきすぎてしまうので、ミドルもしくはロングのアウターが合うと覚えておきましょう。
骨格ストレートの人にも似合うORIHICA(オリヒカ)のレディースアイテム
ORIHICA(オリヒカ)では骨格ストレートの人でも使いやすいアイテムを取り揃えています。
ビジネスシーンだけではなく、カジュアルシーンにも取り入れられますので、さまざまなシーンで活用できます。
THE THIRD SUITS®
ゆるすぎず、堅すぎない次世代のスーツとして展開されている「THE THIRD SUITS®」です。
しっかり感も併せ持っているため、ビジネスシーンにもぴったりです。
またカジュアルシーンに着ても大人の落ち着いた印象を与えられるでしょう。
セットアップで着用するのはもちろん、異なるスカートに合わせてもシルエットが綺麗に整うので、着回しも可能です。
ビジネスからカジュアル、ちょっとしたフォーマルシーンまで自在に使える一着を持っておきたいという方にうってつけです。
レディースジレ
羽織るだけでコーデの印象をスマートに変えられるジレもオフィスカジュアルで活躍します。
ORIHICAのジレは幅広いシーンで使いやすく、季節の変わり目の温度調整にも便利です。
また自宅でも手入れしやすいものとなっています。
普段カットソーやパンツスタイルを着る方はもちろん、ワンピースの上に羽織るのも合うため、少し物足りないオフィス感に変化を加えたいという際におすすめです。
ORIHICAフラミンゴPANTS®
「ORIHICAフラミンゴPANTS®」はウエスト位置と膝位置を高くすることで、脚を綺麗に見せられるようになっています。
ワイドタイプ・テーパードタイプの2種類あり、カラーバリエーションもオフィスカジュアルで使いやすいベーシックカラーを中心に展開しています。
また春夏用・秋冬用とそれぞれの季節に合った生地を用いたものもあり、使い分けることで年間通して使うこともできます。
ストレッチ性も高く、長く履いていても疲れにくくなっているのも特徴です。
レディース カットソー・ブラウス
ORIHICA(オリヒカ)のカットソーやブラウスはシンプルなものから、首元やデザインにアクセントを加えたものまで、どのようなシーンにも合うように作られています。
一部商品はポリエステルを用いてシワになりにくいようになっていたり、ビジネスシーンからフォーマルシーン、普段のちょっとしたおしゃれまで使うことのできるものもあります。
シャツを用いたコーディネートよりも柔らかい印象を与えたいというときには活躍してくれるので、カットソーやブラウスなども一着持っておくと合わせ方も工夫しやすくなるでしょう。
骨格ストレート向けコーデのポイントはIラインを意識すること
骨格ストレートの人はコーディネートを考える際に、上半身から下半身までのボリューム感がある程度均一な「アイ(I)ライン」を意識するのが大切です。
上半身に重心が寄りやすいためにトップスは控えめでシンプルなものを選び、ボトムスは多少ボリューム感のあるものを合わせるなど、トータルでバランスの取れたアイテム選びを心がけましょう。
また、ORIHICAの女性スタッフによる骨格ストレート向けコーディネートをスタッフスナップで紹介しています。
先述のコーデ例だけではなく、もっと色々なパターンを取り入れたいというときの参考にしてみてください。
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